ダンロップの契約プロ、タンヤゴーン・クロンパ選手 惜しかった！

　　　
　男子ツアーの 「ダンロップ・スリクソン福島オープン」 では、タイのタンヤゴーン・クロンパ選手、
残念でしたぁ～　　三日目まで、永野竜太郎プロと共に トップタイを キープしていたんですが …

結局 ツアーを 制したのは、首位と３打差の12アンダー３位から出た小平智プロの逆転優勝でした。　
２位に２打差を つけて、昨年の 「日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」 以来のツアー２勝目を

　
　　　　　　＜小平智プロ、逆転優勝で通算２勝目！＞

果たしました。　地方オープンとして19年の時を 経てレギュラーツアーとして生まれ変わった
「福島オープン」。 その記念すべき第１回大会を 制したのは、ツアー４年目の24歳の新鋭・
小平智プロでした。

　福島県内を 中心としたアマチュアゴルファーのレベルアップとプロゴルファーとの交流の場として
スタートした 「福島オープン」 は、今年で20年目を 迎えるに当り、ダンロップスポーツが主催として

参加することで、レギュラーツアーとして実現したとのことです。 また昨年は、復興元年ということで
「グリーンティチャリティ、日本のゴルフが日本の力に」 という主旨で、盛大に行なわれています。

　
　
被災地の東北では、男子ツアーの試合がありませんでした。　東北地方での開催は、宮城県で
行なわれていた 「JCBクラシック」 以来７年ぶりの復活です。　直接 ゴルフを 見ることのできない
エリアでの開催は、ゴルフファンにとって とても嬉しいことです。　

また色々な意味で、ゴルフ メーカーが主催者になったことは、喜ばしいですネ。　実は 福島県では ここ
数年で14以上のゴルフ場がクローズされ、廃業するコース数では 全国一の県になったと聞いています。

福島県内では16年ぶりのツアートーナメントの開催ですからネ。　福島県の被災された
ゴルフファンも、さぞかし 喜んでいることでしょう。　素晴らしいことです！

　
　 ＜三日目まで首位のクロンバ選手と永野竜太郎プロ…＞

　さて、タイのタンヤゴーン・クロンパ選手 24歳。　2010年にプロに転向し、昨年の日本ツアーの
ＱＴ戦で13位に入り、今年から日本ツアーに参戦しています。　今回の大会で８試合目ですが、

「日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」 と同様、11位で終了しました。　ようやく、日本の水にも
慣れてきたとは言え、最終日 最終組は プレッシャーが かかるんでしょう。　三日間出来ていた
ことが最終日に出来ない、このプレッシャーを 乗り越えないと優勝できないんでしょうねぇ～　

優勝したら通訳を 務めるはずだった石川学さん （タイのスリクソン前社長） の話では、日本の硬くて
速いグリーンに苦しんでもいたようですが、これも慣れてくるでしょう。　昨年 アジアツアーで賞金王に
なったキラデク・アフィバーンラト選手よりも早く、日本ツアーでは 優勝するかも知れませんヨ。　

　
　＜優勝も夢ではなくなったタンヤゴーン・クロンパ選手…＞

　夏が好きなので、母国タイと同じような暑さになる日本の、今のシーズンがチャンスですよネ。
先週から使い出したスリクソンのボール （Z-STARシリーズ・プロトタイプ） も合うようですし …

現在 賞金ランキングは66位 （約482.2万円） です。　昨年のＱＴ戦は13位でしたから、あと５試合
くらい出場できるでしょうか。　なんとかシード権もゲットしてほしいですネ。　応援しましょう。　



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