タイでゴルフ友達になりましょ。

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国を 挙げてタイ料理を 世界のキッチンに ・・・ 2

2014年08月03日 | タイの名所、名物、料理
  
 本物のタイ料理の普及を 目指す 「タイ・デリシャス・センター」 を 設立し、OKであれば
海外のレストランなどに “タイ・デリシャス” という認証マークを 与えるということですが …
昨日からの続きです。

同センターではタイ料理独自の味、調理法の標準化を 進め、国内外のタイ料理シェフに調理法の
指導も行なうようです。 そして、任意のレストランを 対象に、一定基準を 満たす場合には、本物の
タイ料理を 提供する店の認証である 「タイ・デリシャス」 を 発行するとしていました。

 

でも、このマークって 見かけたことあります? 今も 見ないし、話題にも上がらないような気がします。
機能していないのか、反感を 買われてストップしているのか、どうなんでしょう?

 実は 日本も、これに似たようなことを やり始めましたが、頓挫してしまったようです ・・・

2008年ですから6年前です。 タイは勿論 世界的な和食ブームが進む中、故松岡農水相の提唱にて、
海外の日本食レストランで 「正しい日本食」 を 出す店に、農林水産省がお墨付きを 与えるという

 

認証制度を 検討しました。 < 2007年に、世界的な日本食レストラン ブームを 受け、非営利組織
(NPO) である 「日本食レストラン海外普及推進機構 (JRO) が設立されていました。>

ところが、政府が関与することは 「排他的、差別的で良くない、すべきではない」 という結論に達し、
結局 民間組織が一定基準を 満たした店に 「推奨マーク」 を 与えるという形に落着いたんです。

バンコクにもJROのタイ国支部として、2008年4月に設立されましたが、今だに基準を 満たした推奨
レストランに付与する 「推奨マーク」 を 巡っては反発もあり、導入はされていないようです。

 

当時で800軒、今では2000軒を 超える日本食レストランがありますから、尚のこと 難しいでしょう。
“タイ・デリシャス” の認証マークも 同じような理由で、頓挫しているのかも知れませんねぇ~

 しかし、この “タイ・デリシャス” は、タイ料理に与えるもですが、タイ料理レストランに与える
「タイ・セレクト」 という認定マークの授与は、2006年頃から全世界で行なわれており、2011年には
「タイ・セレクト・プレミアム」 が新設されています。 これは、商務省国際貿易振興局の管轄です。

 

“タイ・デリシャス” は、科学技術省傘下の国立イノベーション庁の管轄ですが、横の連絡はないのか
バラバラに動いているようです。 こんなものが、いくつも設定されたら溜まったもんじゃありませんネ。

 もう一つありましたねぇ~ タイ工業省傘下の国立食品研究所は、昨年の12月に伝統的なタイ料理の
メニューやレシピを 検索できるサイト 「タイフードミュージアム・オンライン」 を 開設しています。
 
 

同サイトもタイ料理の標準化の取り組みの一環で、100種類を 超えるタイ料理メニューを
英語とタイ語で詳しく書いています。 タイ料理レストランの紹介なども入っていますネ。

 この辺を どなたかが纏めないと、タイ料理は世界的ブームだ、なんて まだ 他にも出来そうです。

なお、日本の 「タイ・セレクト」 認定のレストランや基準などは、こちらから見られますので、
日本でタイ料理を 召し上がる時には、参考にはなりますヨ。   



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