タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

プラヤド・マークセン選手 というプロゴルファー ・・・

2015年07月28日 | タイのプロゴルファー
  
 スポンサーであるダンロップスポーツの “母国” で念願の優勝を果たしたプラヤド・マークセン選手。
お世話になっている恩に優勝で報いたかっただけに、さぞかし嬉しかったことでしょう。昨日からの続き。

幼い頃から家計の足しに、サムロと呼ばれる人力タクシーを引いて鍛えた足腰は49歳になっても健在です。
来年の誕生日で50歳を迎えますが、今でもランニングなど欠かさないとか。 163センチの体で目一杯に
振る豪快なショットの飛距離は、276ヤードを飛ばし 若手に混じっても、決して負けてはいません。

 

最終日の後半も、ただひとり追いつくチャンスを残していた、まだ24歳という宋永漢プロ(韓国)を
はねつけています。うだる暑さもコースの傾斜も軽やかな足取りで猛烈にバーディを重ねていきました。

1番ウッドとパッティングが良かったとは言え、69 65 67 63 のトータル24アンダーは凄かったですネ。 
「常夏のタイ出身なので暑さになれている」とい風聞を考慮しても、大変なスコアでの逆転優勝でした。

 

トータル19アンダー・5位タイで終わった46歳の藤田寛之プロが「前半はまぁまぁだったが後半に入って
バテた。マークセン、あの人は一体なんなんだ。来年からシニアでしょ。凄いな。タイはいくら常夏と
言っても このタフさ加減に驚いた。今度 いろいろ聞いてみたいと」と言わしめていましたものネ。

昨年5月に、最愛の奥さんであるパパーポンさんを亡くしたことは、今回の優勝でマスコミにも
報じられました。4年間のガン闘病だったそうで大変だったでしょう。 ガンが長く奥さんを

 

苦しめていたからこそ、ここ数年の素晴らしい活躍は奥さんを喜ばそうとして、踏んばっていた
のかも知れません。今回の優勝、一番 喜んでいるのは、天国に旅立った奥さんでしょうネ。

近年、そんなことを おくびにも出さずプレーしていたマークセン選手。人柄も素晴らしく
誰からも好かれていますが、こんなエピソードを バンコク週報の取材で知りました。

バンコク市内のトンロー通りで「串かつ だるまタイランド」を経営する石橋衛累(まもる)氏は、
マークセン選手が無名の頃から石橋さんが主宰するコンペに参加していました。その後、日本での

 
    <マークセン選手と石橋さん(右)…>

参戦が決まった時、友人を通じて紹介したのがキャディ兼世話人の上江洲安秀さんでした。
2008年 日本で3勝するきっかけのひとつを作った人です。その恩と温情を忘れず、トップ
プロとして有名になった今でも、近況報告などの連絡をくれるといいます。 彼らしいですよネ。

今回の優勝で賞金ランキングも17位(約2,261万円)となりましたが、来年1月30日で節目の50歳を
迎えます。来年はレギュラーツアーと並行して国内シニアツアーにも参戦するとか。すると、06年には
中嶋常幸プロがシニアとレギュラー両方で優勝しているような快挙も達成できるかも知れませんよネ。

  
<トンチャイ選手(右)は欧州で、マークセン選手は米国で…>

さらには米国シニアツアーへの挑戦も視野に入れているそうで、この年末にはQT挑戦のため米国へ
行く予定だそうですヨ。 スリクソン・タイランド社の浦山社長も、益々 力が入りますねぇ~  



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿