『世界一の称号』を争った「全米女子オープン」は結局、トータル13アンダーで
2位に4打差をつけたミンジー・リー選手(豪州 26)の圧勝で幕を閉じました。
またもや米国人プロは勝てませんでしたネ。二日目までは日系米国籍の張替美那(ミナ・
ハリガエ)選手がトップ争いを演じていましたが、9アンダーの2位に終わりました。
<張替美那プロ>
日本から15人、タイ国から6人が出場しましたが、決勝へ進んだのは、小祝さくら(20位タイ)、
畑岡奈紗(28タイ位)、西郷真央(44タイ位)、アマチュアの馬場咲希(49位タイ)、高木優奈
プロ(69位)の五人。 日本女子のエース・畑岡プロの見せ場は最後までありませんでした。
タイ国では最高位の11位タイ(1アンダー)に入ったモリヤ・ジュタヌガーン、パジャリー・
アナナルカルン(20位タイ)、アッタヤ・ティティクル(24位タイ)の三人だけでした。
タイ国のエース・アリヤ・ジュタヌガーン選手は、二日間を6オーバーで予選落ちでした。
しかし、ゴルフって分かりませんネ。前週の「リゾートトラストレディス」で勝利した翌日に
米国へ渡った小祝プロの強行日程について、“急に米国へ行って、直ぐに勝てるほど「全米女子
オープン」は甘くはない” なんて批判された彼女が、日本勢の最高位ですからねぇ~
その小祝プロは20位タイで獲得した賞金が11万3,850ドル(約1,480万円)で、渡米直前に
優勝した「リゾートトラスト レディス」でゲットした賞金は1,800万円です。日本の他の大会
によっては、それ以上の優勝賞金です。「全米女子オープン」の規模の大きさが伺い知れます。
<ミンジー・リー選手>
優勝したミンジー選手は180万ドル(約2億3,500万円)、2位に終わった張替プロでも
108万ドル(約1億4,000万円)ですヨ。総額1000万ドル(約13億円)という、開幕前に
新しく発表された賞金総額が大きな話題の一つになっていましたけどねぇ~ これだけの
ビッグマネーが動いたのは、女子スポーツ界全体でも類を見ない高額大会でしょうネ。
畑岡プロは6万7,899ドル(約886万円)、西郷プロが3万3,209ドル(約433万円)を獲得。
決勝進出70人のうち69位に終わった高木プロでも1万9,571ドル(約255万円)でした。
予選落ちした選手にも一律8,000ドル(約104万円)が支給され、更に太っ腹なのは、棄権した
鈴木愛プロにも8,000ドルが出たようですヨ。自分の渡航費や現地滞在費くらい賄われますネ。
さすがにアマチュアの馬場咲希さんには出ませんが、同大会の賞金額には驚かされました。
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