トム・ディー って何？

タイでは、街を歩いていてもオカマさんをよく見かけます。

市民権を持っているから目立つのか、多く居て目立つから市民権を得たのか、
オカマさんの数は日本の比ではありません。本人もまわりの人も全然気にしません。
オカマさんと意識してしまうのはワタクシら日本人だけでしょうか。

あとタイでは、トム・ディーも多いことに気づきます。

トムとは、男を自認している女性 或いは 男になりたい女性。ディーは、トムの相手役です。
早い話がレズビアンのごとですね。実はタイではオカマさん同様にトム・ディーがいると
言われており20万人以上いるそうです。

バンコク市内には、女性専用のアパートメントがありますが、その前に立っているとトム・ディーが
何組も出てきます。（ワタクシが立っていたのではありませんよ！聞いたお話しです。）

またタイに長く関わっていると、トムの見分けもついてきます。
服装が男性用、髪を短くカットしている、女性同士で手をつないで歩いている・・等々

そして 悔しい？ ことに、トム・ディーのディーの女の子が可愛い子が多いんです。
（どうでもいいことでした。すいません！）

以前は、あまり外には出てこなかったトム・ディーでしたが、最近では社会に
容認されたようで、隠すことなく振舞うようになったとあるミニコミ誌が語っていました。

そのミニコミ誌によると、トム・ディーには三つの形があるそうです。

＊　トムは男性になりたい願望を持っており女性を求めている。
＊　レズビアン同士で二人とも相手が男性でも女性でもよい。
＊　ディーは相手が男性でも女性でもよい。

でも どうしてタイではトム・ディーが多いのでしょうかね。
だらしない男性が多いからだ！　なんて冗談も聞きますが・・・

日本のオカマさんは、芸能界を中心に随分と容認され、テレビには多くのオカマさんが
出演するようになりましたが、トム・ディーはまだまだ 見え隠れしません。

国それぞれで違ったお国事情があります。

今でも世界の70ヶ国の国が、レズビアンやゲイ、同性愛を差別する、或いは禁じる法律が
あるそうで、現実に、イラン、アフガニスタン、サウジアラビアでは、過去10年の間に
同性愛者が死刑執行されたことが分っているそうですよ。 これも驚きです。

これらの国々に較べたら、タイや日本はホント自由な国です。

タイは「禁煙対策」や「オカマさんとトム・ディー」等と世界をリードする先進国ですが、
はたまた　今でも軍部が、クーデターで政権を握っちゃうと言う、とっても不思議な、
おもしろいお国柄です。ハイ！

このようにタイという国は、アッケラカンですので、ワタクシもこのような
メルマガを配信できるわけですが・・・・


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