20歳の西郷真央プロ 、普通の女の子から 再度 強靭な女性に戻りましたねぇ~
今年から四日間競技として生まれ変わった「ブリヂストン レディス」ですが、彼女も
二週連続予選落ちから ツアー史上最速10戦で5勝という快挙を持って変身しました。
首位から出て1イーグル・2バーディー・1ボギーの69で廻り、通算13アンダーで逃げ
切りの優勝。 その歴史的勝利を呼びこんだのは、16番のチップインイーグルでした。
バンカーからねじ込み、テレビ観戦していて思わず「わぁ~」と叫んでしまいました。
でもライブで観たかったですネ。録画中継の時は、結果が飛びこんで来ないようにネットに
触れずにテレビ観戦していますが、その驚きの勝利を呼び込んだ1打は、四人が首位で並んで
いた16番パー5でした。 さぁ~ これからどうなる? という時でしたので、尚更 衝撃でしたネ。
二打目を右ラフからウッドを強振して攻めたボールは、グリーン左のバンカーへ 。そして、
バンカーからピンまで約25ヤードをチップインさせ、三人に2打差をつけ逃げ切りました。
<ギャラリーも大歓声でした>
ライも良かったのでしょうが、“11番でバンカーショットをしていたので、今日の砂質は
分かっていた。だから思い切り振れた“ とコメント。このような場面で感覚と自分の技術が
一致させるあたりが、ジャンボが言う「ゴルフ頭脳は一番」と言わしめるんでしょうネ?
首位で出た前半はパットが安定せずスコアを一つ落とし、同じ千葉県の稲見萌寧プロに
2打差を付けられた時は、プレッシャーに押しつぶされそうになったようです。が、
そこは、“最後まで何があるか分からない” と、メンタルの強さも見せ 踏ん張りましたねぇ~
開幕から出場10戦目での5勝は、18年前の2004年 不動裕理プロの11戦5勝を抜く最速
記録ですって。前週まで二週連続予選落ちした事が、更に成長進化をさせているのでしょう。
屈辱の中、“自分を見つめ直す良い時間になった” といいます。“スマホに蓄積している
過去のスイング動画やメモをチェックし直し、ジャンボさんにテークバックの助言を頂く
ことができたのも、予選落ちで時間があったから“ と ・・・ 素晴らしい自己分析です。
6月2日から始まる「全米女子オープン」に出場しますので、この勝利で楽しみが増します。
昨日は、山下美夢有プロと競いましたが、今度は やはり同じ新世紀世代の笹生優花プロとの
共演も楽しみになってきましたネ。海外の大舞台は初挑戦です。世界のトップレベルに対し、
才能を花開かせた西郷プロのゴルフ頭脳が、どれだけ通用するのか? 注目したいですねぇ~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます