日本の常識、タイでは非常識に！ その ２

　　
　日本の常識、それはタイでは非常識に、或いは ガイドブックでＮＧとされていた行為が、そうでも
なかったりと、色々です。　シリーズで そんな “しきたり” を 検証しています。　今日はその２です。

不敬罪のように 本当に逮捕される “しきたり” もあれば、笑って済まされる “しきたり” も有ります。
タイの慣習を 知っているだけでも、余裕も生まれるでしょう。　余り ぎすぎす 考えずに 読んで下さい。

　　


　＜大声で話す、大声を 出す＞

中国人は大声を 出して話すイメージがありますが、タイ人も中国系の人が多いので、
大声で話すのかと思いきや、タイでは ＜大声で話す、大声を 出す＞ はＮＧなんですヨ。　

タイ人は穏やかに生きることを、信条としていますので 大きな声で喋ったり、大声で怒っているのを
良し、としません。　特に タイの人がお祈りしているお寺の中では注意を したいですネ。　

　

　つい最近、こんな意識調査がありました。

タイ政府観光庁は、来タイ者数が急増している中国人とロシア人について、観光業者と地域住民を
対象に行なった調査で、「声が大きい」 「ルールを 守らない」 等、芳しくない評価を 出していました。

調査は６月29日～７月８日に バンコク、パタヤ、プーケット、チェンマイの観光地で実施しましたが、　
ホテル、外食、旅行、土産物、衣料などの業者1,068人と地域住民1,095人が回答したそうです。

中国人旅行者に対する観光業者の評価は 「マナーを 知らず、声が大きい」 が、77.3％と最も多く、
住民の評価は 「声が大きく迷惑」 が、90.6％という数字だったようです。　相当迷惑していますネ （苦笑）。

　

ロシア人旅行者に対する観光業者と住民の評価も 「声が大きく迷惑」 57.7％、 「ルールを 守らない」
51.1％でした。　タイの地元の人たちは、声とマナーを 厳しく評価しています。　声に敏感なのかな？

　そうは言いながら タイで消費する額は、中国人が１回の旅行では１人約４万バーツ、ロシア人が１人
約６万５千バーツのお金を 落としてくれます。　しかも、今年１月～６月にタイを 訪れた中国人は

　

95.1％増の227.8万人で１位。　ロシア人は35・7％増の91・1万人の３位ですからねぇ～　
（２位がマレーシア、４位は日本です）　いやぁ～　観光庁も業者も住民も、“痛し痒し” ですよネ。　　

　まぁ～　こんな意識調査の結果があるくらい、タイの人は大声を 嫌いますからネ。　
我々も “人の振り見て我が振り直せ” で、お寺やレストランでの大声には注意しましょう。 　



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