タイのプロスポーツで代表されるのは、ムエタイ・セパタクロー・サッカーでしょうかネ。
共通しているのは足技です。 また セパタクローは ムエタイと同様、昔から歴史ある球技です。
国技であるムエタイは、欧米や日本から強い選手が出て 今や 必ずしも世界最強とは、言えません。
ところが タイのセパタクローは、男女ともに世界最強と言えるでしょう。 色々なスポーツがあるけど
世界で男女ともに世界一というスポーツを 抱えているのは、タイのセパタクローだけでしょうネ。
上記の順位は、最新のセパタクローの世界ランキング10位ですが、男女ともトップが光ります。
タイでのセパタクローは 国民的スポーツで、校庭や公園に ちょっとした空き地があれば、いたる
ところにコートがあって、誰もが気軽に楽しめる環境も整っています。 その公園や空き地でも、
籐の材質で作ったボールを 輪になって、蹴りっこして楽しんでいる光景を 見たこともあるでしょう。
(競技コートは バトミントンと同じ広さ、同じ高さのネットを 使用します)
ルールがバレーボールに似ていることから 「足のバレーボール」 とも言われます。 ボールは
プラスチック製の籠状のモノも使い、サイズは 男子用は、重さ170-180g、直径13.5cm、女子用は
重さ150-160g、直径14.0cm と決まっています。 女性の試合も なかなか 迫力がありますヨ。
セパタクローは、9世紀頃から東南アジアの各国各地で伝えられてきた伝統スポーツですが、特に
タイとマレーシアが盛んのよう。 こんな話もありますが、試合で決着を つけるしかありません。
マレーシアとタイで ”これは我が国のスポーツ!” と 「セパタクローの起源」 争いを しているとか。
呼名もセパ (Sepak) はマレー語で 「蹴る」、タクロー (Takraw) はタイ語で 「ボール」を 意味し、名前から
して混合でお互い譲りません。 今の処 まだ どちらの国が起源なのか定まっていないようです (笑)。
ところが、その両国に割って入ろうとしているのが、日本チームなんですネ。 上記のランキングを
見て下さい。 タイやマレーシアといった発祥の地やアジア勢の中で、日本は男女ともに世界トップ
クラスの実力を 持ち始めているんですネ。 日本では20年しか経っていなく、セパタクロー人口も
2千人と言われていますが、世界一を 決める大会で、2010年には男子が銅メダルを獲得しています。
少し前は、雲の上の存在だった世界最強のタイに、最近は 以前ほど力の差がなくなってきていますネ。
日本のサッカー同様、この20年で世界が驚く程 成長を 遂げています。 日本人はスポーツにおいても
器用な上に、チームワークという日本人独自のパワーを 生み出し、相手国を 圧倒するのでしょう ・・・
<先月のマレーシア大会では、日本は男女共上位に入れず…>
国際舞台での戦績では、まだまだタイには及ばないものの、毎年 かなりの成績を 残し、確実に
成長をしているようです。 これからは、セパタクローの日本 対 タイ の試合は興味津々です!
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