日本女子ツアーの人気の秘密は、こんなセミナーの積み重ねが功を奏しているんでしょうネ。
日本女子プロゴルフ協会 (LPGA) が、新人プロ (1・2年目) と2016年度のTPD単年登録者を対象とした
「新人・TPD単年登録者合同セミナー」 を開催しています。1996年より毎年実施しているとのことです。
来年で20年になる同セミナーは、社会人としてのマナーや常識はもちろんのこと、LPGAの一会員として、
また女性プロスポーツ選手としての心構えを身につけてもらうことを目的に、今年は2泊3日 (TPD単年
登録者は1泊2日) のスケジュールで113人が参加。 ここでプロアマ戦での接待も学ぶんでしょうネ。
講義を受ける内容は、ビジネスマナー、税の基礎知識などの社会人として必要な知識からはじまり、倫理規定、
ゴルフルール、トーナメントの仕組み、アンチドーピングなどのプロゴルファーとして必要な知識、さらには
前夜祭などのレセプションマナー、言葉遣い・コミュニケーション、日焼け対策とアフターケア等、女性らしさに
磨きをかけるものまで多岐にわたるそうですから、これは一般会社の新人教育セミナー以上かも知れません。
すでにツアーで活躍している堀琴音・永峰咲希・柏原明日架プロらも2度目の講義を受けていますが、昨年
プロテストに合格した森美穂プロは、4度目の受講だそうです。 2011年から5度目の挑戦となったプロ
テストで6位タイに名を連ね “正真正銘” のプロゴルファーに転向してのセミナー受講です。それまでは
TPD単年登録選手としての受講でした。 「同じ内容もあるけど、何度聞いても勉強になる」 そうですヨ。
<2015年の合格者は23名 …>
ところで釈迦に説法ですが、LPGA会員のライセンスを得るにはプロテストに合格しなければなりません。
会員でなく試合に出場するには、TPD (トーナメント プレイヤーズ ディビジョン) 単年登録者として
登録する必要があります。 入会金はないものの、当該年ごとに50万円 (税別) の登録料が発生します。
TPD単年登録者になるための条件は ・・・
* プロテストを合格しなかった選手、または受験しなかった選手。
* その年度の新シード選手、またはクオリファイ (QT) 戦で、最低で 「サードQT」 まで進出した選手。
* TPD単年登録料 (税別) 50万円を支払った選手。
ツアーを戦う上で両者の間に優劣はなく、並列な関係にありますが、会員選手とTPD単年登録者との
違いは、特にかかる費用の面で多種にわたりますので、森美穂プロのように “会員” への想いを
強く持つ選手が多いと聞きます。 それは ・・・ 長くなりますので明日に続きます。
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