現在、タイ国パタヤのサイアムCC(ウオーターサイドコース)で「アジアパシフィック女子
アマチュアゴルフ選手権(6,309ヤード・パー72)」が開催されており、三日目が終了しています。
<21歳のハリソン・クロウ選手>
男子の「アジアパシフィックアマチュア選手権」は、先週にタイのアマタスプリングCCで
行なわれていました。日体大二年生の鈴木隆太クンが優勝争い(日本人最高位の3位)に
絡みましたが、優勝は13アンダーでオーストラリアのハリソン・クロウ選手でした。彼は
来年の「マスターズ トーナメント」と全英オープン選手権」の出場権を獲得しています。
女子の「アジアパシフィック選手権大会」は、2018年に第一回大会が行なわれ、今年新人
ながら世界ランキング1位に立ったアタッヤ・ティティクル選手が優勝していますネ。
19年は安田祐香プロ、20年はコロナ禍の影響で中止で、21年は橋本美月さんが優勝しており、
今年で四回目となり、日本勢が連覇中で三連覇がかかっています。優勝者には海外メジャーの
「AIG女子オープン」(全英)や「オーガスタ女子アマチュア」等々の出場権が付与されます。
<橋本美月さん>
今年は、アジア太平洋地域の21カ国、86名が出場しており、日本勢では前年覇者の橋本さんに
加えて、日本人で37年ぶりに「全米女子アマ」を制した馬場咲希さん他 四名が出場しています。
昨日の5日 三日目が終わって、“地元で日本勢の三連覇はさせないぞ” と言ったか どうかは
定かではありませんが(苦笑)、1位タイに入ったのはタイ人二人でした。 その一人が、
「ぶっ飛び娘」の馬場咲希さんも驚愕しているナタクリッタ・ボンタベーラプ選手(20)です。
<ナタクリッタ選手>
ナタクリッタ選手は、300ヤードの飛距離で ゴルフファンの間では有名だそう。『SIM 300
(シム)』というニックネームが付けられ、シムと呼ばれているくらい、タイ女子の飛ばし屋。
「全米女子アマ」を制した馬場咲希さんが、予選ラウンドで同組となり、ドライバーを
握れば、馬場さんが30~50ヤード置いて行かれ、目を丸くして驚いたといいますからネ。
<出場タイ人勢の5人、中央がナタクリッタ選手、立松里奈さん(右)も選ばれました>
先月、タイで一番大きなアマチュアの大会である「シンハ タイランドアマ オープン」でも
優勝を飾っている等、タイ国で多くの試合で勝っている選手です。 昨年は2位でしたし、
橋本美月さんの連覇は許したくないでしょう。 最終日の今日どうなるか? 楽しみです。
ナタクリッタ選手、今年はすでに米国女子ツアーの予選会の一次ステージを突破しており、
今月は二次ステージにも出場予定でプロ転向へと歩んでいます。アリヤ・ジュタヌガーン選手
以上の飛ばし屋だそうですからプロの世界で必ず頭角を現すでしょう。 覚えておいて下さい。
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