大惨事の結末になってしまいましたネ…
反政府デモによるバンコクでの死傷者は、デモが本格化した3月15日から治安当局による強制排除が
終わった5月23日までの約二カ月間で、死者86人、負傷者1,407人に上り、このうち民間人は死者75人、
負傷者994人という、ラマ王朝がスタートした1782年(228年)史上、最悪の政治的騒乱となりました。
各方面に様々な影響を与え、それは物的・人的な損害だけではありません。 タイのような中進国では、
まだまだ多種なインフラの整備も必要ですので、工事中・建設中・計画中の事業も多く、交通整備など
最も重要なインフラです。 それらが遅れることは、将来の大きな損害と損失にも繋がってしまいます。
<被害に遭ったセントラル・ワールド… 無残な姿に!>
やはり 反政府デモで遅れていた、国際空港とバンコク都内を結ぶ鉄道空港線 (エアポートリンク、
総延長28キロ) の一般市民向けの無料の試運転が、ようやく 6月1日に開始することになりました。
4月末の試運転がデモ隊で遅れていたとは言え、この空港線は他の理由で遅れに遅れていましたがね。
なんせ最初の完工予定は07年8月でしたからネ、06年に開港したスワンナプーム国際空港に合わせての
開通の予定だったんですから もう3年も遅れています。 現在の所では8月12日、シリキット王妃の
お誕生日に開通が予定されていますが、さて どうなりますか? 何度も延期になっていますからねぇ~
<車両はドイツのシーメンス製…>
そのエアポートリンク、全部で8駅が造られ、国際空港 → ラートクラバン → バーンタプチャン →
ホアマーク → ラムカムヘン → マッカサン → ラチャプラロプ → パヤタイ(BTS駅) となり、
マッカサン駅には シティ エア ターミナルが設置されるとか、 まぁ~ 東京の箱崎って所ですか?
ルートは、マッカサン駅と国際空港をノンストップで走る特急と各駅停車があり、特急の所要時間は
12分~15分で時速160㌔での運行との事、運賃は快速急行が150バーツ、各駅停車は15バーツ~
45バーツが予定されているようです・・・ (特急を快速急行と云うメディアもありますネ)
<専用レーンの走行で安全! 写真はニュースクリップから>
更にもう一つ 15日に開通予定だった、専用レーンを走行する路線バス、高速交通システム(BRT)が
29日に開業しましたネ。 これも反政府派のデモ隊による都心部の占拠でずれ込んでいました。
BRTは、高架電車BTSチョンノンシー駅からナラティワートラチャナカリン通り、ラマ3世通りを経て、
チャオプラヤ川を渡り、ラチャプルック・ラチャダピセーク交差点(トンブリ区)に至る約16キロ、12駅を
約30分で結ぶんだそうですヨ・・・ なかなか乗り心地が良さそうなバスですねぇ~
<清潔感溢れるバスです、バンコクのバスのイメージを変えるかも>
バスは中国の上海申龍客車製で 全長12メートルで定員80人、営業時間は午前6時~午前零時で、5分~
10分間隔で運行。 運賃は開業から8月末まで無料です、ってよ。 その後は全線10バーツとの事。
デモ騒動で遅れていた事業が、ようやく 動き出し、バンコクも活気づいてきましたネ。
6月に入ったら、鉄道空港線も高速バスも 一度 試乗してみましょうかネ。
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