片岡大育プロの優勝は とてもタイミングが良かったですネ。ドンピシャリでした! 昨日からの続き。
先週20日放映の「ナカイの窓(中居正広の司会)」という番組で、『私たち○○のプロです』という特集が
組まれ、5組の各界のプロフェッショナルが集まる中、プロ中のプロとして片岡プロの専属キャデイである
伊能恵子さんが選ばれました。 その翌日曜日の26日に片岡プロと伊能さんコンビが優勝ですからねぇ~
<番組での伊能恵子さん>
さて、現在は日本ツアーを主戦場とする片岡大育プロですが、今でもアジアンツアーへの登録費500ドルを
払い続けているそうです。それは2年前に欧州ツアーのQTに挑戦して失敗しているからといいます。
アジアンツアーは欧州ツアーと繋がっていますので、アジアンの賞金ランクの上位に入れば欧州ツアーに
出場できるようなりました。今年、QTに参戦したかったそうですが、日本の試合を休まなければならず
日程が合わなかったよう。それくらい片岡プロにとっては “欧州ツアー出場は大きな目標” なんですネ。
タイミング良く今季から、アジアンツアーの賞金ランキング上位者に欧州ツアーへの道が開かれました。
ツアー出場資格が改定され、アジアンツアーの賞金ランクに基づいて上位に入っていれば欧州ツアーに
<片岡プロも思わず …>
出場できるわけですから、今回の優勝によってアジアンの5位に入った片岡大育プロの
嬉しさは半端ではないでしょう。優勝インタビューで泣いてしまったのも理解できますネ。
これまでもタイのトンチャイ・ジェイディ、キラデク・アフィバーンラト選手などアジアンツアーと
欧州との共催試合で優勝した選手も多く、今回の優勝で2019年シーズンまでのアジアンツアーの
シード権を取った片岡プロにとって、来季以降欧州ツアーでの活躍の場は大きく開かれたと言えます。
<トンチャイ、キラデク選手はリオ五輪にも出場>
アジアンツアーは近年、世界各地を巡る欧州ツアーとの結びつきを強めており、1999年頃から
積極的に欧亜共催大会を組み入れてきました。今季は全体の3割以上を占める8試合を共催
として組んでおり、アジアンツアー賞金ランキング20位以内が出場資格の目安となります。
実際、タイ人の若手がアジアンを通して欧州ツアーに出場しています。今回2位タイに入った
プーム・サクサンシン選手(24)は昨年、アジアンツアーで初優勝を挙げると、今季も8月に1勝。
<プーム・サクサンシン選手とパビット・タンカモルプラスート選手>
ツアー2勝を挙げて欧州ツアーに出場しています。19位のパビット・タンカモルプラスート選手
(28)は、昨年のアジアンツアー賞金ランキング10位で今季の欧州ツアー14試合に出場しています。
タイの若手プロはアジアンツアーで育っていると、言っても過言ではありませんネ。
アジアンツアーを経由して欧州ツアーに行くには、今回のアジアンと日本の共催試合で勝つ
ことが一番の近道です。そう言えば、2013年の共催試合「パナソニック オープン」で
優勝した川村昌弘プロも翌年からアジアンを中心に、時には欧州ツアーに参戦できています。
<伊能恵子さんの明るさに救われているのかな>
アジアンの経験がある、今回の片岡大育プロの優勝は 同じ1勝でも可能性が無限に広がる1勝でした。
片岡大育プロ、キャデイの伊能恵子さん、おめでとうございました!
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