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台湾のLPGAでも 日タイの選手が競い合っています!

2023年01月13日 | 海外ツアーあれこれ

 近年、米国LPGAツアーでは日本とタイの女子プロが、“韓国選手に負けじ” と増えて

きており、戦績も実力も上位に入り込んで、競い合っている感がします。台湾でも そう!

 

1月8日が最終日だった台湾女子(TLPGA)の初戦「日立レディースクラシック」 では、

18歳の櫻井心那(ここな)プロが、2位のウー・チャイェン選手(台湾)に2打差を

つけて逃げ切り、通算8アンダーでフィニッシュし 見事 初優勝を遂げています。

 

櫻井プロは 昨季の下部のステップアップツアーでは、史上初のシーズン5勝をマークして

賞金女王に輝き、今季のレギュラーツアーの出場権を獲得している選手です。2021年11月の

 

プロテストに合格し、レギュラーツアーで2勝の川崎春花プロと同じく1勝の尾関彩美悠

プロらと同期であり、「21期生 花の三羽ガラス」と言われ始めているところです。

櫻井プロは新年早々、優勝賞金の250万台湾ドル(約1,080万円)を掴み取りました。 

 

 <台湾のQT戦でトップだった荒川侑奈プロ>

日本勢は櫻井プロを含めて13人が出場し、荒川侑奈プロが通算3オーバー11位タイ、逢澤

菜央プロが通算7オーバーで25位に ・・・ 日本で5勝している比嘉真美子プロは予選

 

落ちでした。 日本で通算16勝の地元のテレサ・ルー選手は トータル2アンダーの4位

タイ。昨年覇者のサイ・ペイイン選手(台湾)も同しく4位タイで三日間を終えています。

トータル5アンダーで3位にはタイ国のナンティカン・ラクサチャット選手が入っています。

 

 <3位に入ったナンティカン選手>

昨年の台湾ツアーのQT戦(予選会)には、20人前後の日本人女子が、出場の機会を求めて

挑戦し、荒川侑奈プロがトップ通過をし、ほか5人がトップテンに食い込んでいました。

タイ人女子も15人前後が挑戦していましたが、トップテンには2人が入りました。

 

今回のツアーでは総勢106人が予選からスタートし、67人が予選通過しました。日本勢は

13人参戦し予選通過が6人。 タイ人選手は22人参戦し予選は16人も通過しています。

 

優勝は櫻井プロで3位はナンティカン選手でしたが、予選通過ではタイ人勢が優りました。

荒川侑奈プロと同じく11位に、サラポン選手とワンチャナ選手が入っています。

 

日本の選手はLPGAのメンバーで無ければ日本の予選会にも出場できず、活躍の場を海外に

求めているんでしょう。タイの選手は自国のツアーが、まだ少なく賞金も低いこともあって

海外に挑戦している感じですネ。 こうして日タイの選手が海外で目立ってきています。  



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