昨日からホアヒンのインペリアル レイクビュー ゴルフで、アジアンツアーのファーストQTが
行なわれています。 国別では日本の94人が最高ですが、今年は ちょっと 様相が違うようですヨ。
ここに ファイナルQTからプレーする選手も含め、日本人プロの出場者数があります。
2010年 48人 (445人)、 2011年 85人 (433人)、 2012年 108人 (599人)
2013年 129人 (761人)、 2014年 94人 (750以上) ・・・・( )内は出場者総数
日本人が増えているのは、欧州ツアーとの共催が魅力なのかな。 また 日本で経験できない体験や
欧州の強い選手とプレーできることも大きく惹きつけられるでしょう。 欧州ツアーとの共催で賞金額の
大きな競技が加わり、そこで上位に食い込めば欧州ツアーのシード権も得られますからねぇ~
ですから、上の総出場者数を 見ても分かるように、日本人選手に限らず、豪・欧・米・アジアのツアーで
出場権のない選手が参戦するようになり、選手層も非常に厚くなって、レベルも上がっているようです。
各国からも世界に飛び出すチャンスを 得たいと願う選手にとっては、魅了的なツアーになったんですネ。
<アジアから欧州へ飛びだったアフィバーンラト選手…>
処が、今年は 日本人プロの数が減少しています。 理由は、参加費の値上げ・狭き門の傾向・円安が
主な理由かな? ここ急激に出場者数が増えたからか、参加料が 昨年の1,700ドルから2,000ドルに
値上げされ、さらに円安が加速されました (昨年と比べ2割円安)。 円安は仕方ないとしても ・・・
アジアンツアーのシード権を 獲得するには、上位130人が、ファーストQT免除者と共に、ファイナル
QTに 進出。 ファイナルQTで上位40位タイまでに 入った選手が、2014年シーズンの出場権を
獲得できます。 が、そのチャンスは5%以下で、そのうえ出場者が増え続けていますから尚更です。
さらに、JGTOの2013年度賞金ランキング10位以内であれば、ファーストQTは免除されますので、
宮里優作プロらも参戦します。 これでは、二の足を 踏む選手が出てきても不思議ではありませんネ。
アジアンツアーが本当に大きくなってしまいました。 そんなこともあって、JGTO のチャレンジツアーに
あたるアジアン ディベロップ ツアー (ADT) が、2010年からスタートしています。 過日も書きましたが
昨年は そのADTで、二人の日本人 (橋爪光彦プロ28歳と高橋賢プロ27歳) が、優勝しています。
<橋爪光彦プロと高橋賢プロ…>
アジアンツアーは、欧州ツアーとも強い協力関係を 繋ぎ、グローバル化を 推し進めてきましたが、それが
実を 結んでいる感じです。 アジアは、アジアンツアーとワンアジアツアーの勢力争いという図式ですが、
そう言えば、米PGAツアーもアジアンツアーと提携し、CIMBクラシック (マレーシア) を ツアー競技に
組み入れましたしネ。 今やJGTO もアジアンツアーから学ぶ時代となったようです。
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