こうしてタイで生活をして、海外から日本を 見ていると 日本がタイを 見習うべき方策・
システム・考え方 … … 等々、結構 あるような気がします。 教育問題もその一つかな ・・・
タイでも 先生を 取り巻く環境が 年々 深刻になっているようです。 近年では、経済発展の影響により
受験戦争も激化してきて、学校より塾を 優先し 先生を 軽視する子供たちが増えてきているようですヨ。
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かつては、社会からの尊敬が厚く道徳的なお手本とされてきた教師ですが、その威厳も薄れ、優秀な
学生が 教員に憧れることも少なくなったと聞きます。 そこで教育省では、「失われた威厳」 を 取り
戻すべく、「教員育成プロジェクト」 の取り組みを、2010年からスタートさせていますネ。
今年は 40億バーツを かけ、3年間で6,600人の 「新世代教員」 を 誕生させる最後の年。 教育省は
教職員の質が最も高いフィンランドを 見習い、レベルを 上げたいようでしたが どうなったしょう?
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以前からタイは日本に比べ 、先生の威厳は 保たれており、そんな危惧なんかないと思っていました。
タイには生徒達が先生に感謝の思いを 捧げる日があります。 1945年の1月16日に教育法が施行
されたことを 記念して制定された 「ワン・クルー (教師の日)」 なんかも よく 知られています。
が、この日は全国的に休校となり、先生たちは お経を あげたり 指導力の向上を 目指したり、
かつての恩師に感謝の意を 表したりと、教師同士の勉強の場としたりと教師自身の日になるようです。
そして もう一つが 「ワン・ワーイ・クルー (拝師の日)」 ですネ。 この日は祝日ではない
のですが、各学校で 先生のために様々な式典が行なわれるようです。
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山丹花などの植物で飾られた伝統的なブーケを 先生にプレゼントしたり、台座に載せられた花飾りを
クラス全員で手作りして渡したり、両親に次ぐ恩人であるという意味の、先生のために唄う歌もあり、
この日、生徒は先生・教師に 校庭の地面に手と頭を つけ、日頃の感謝の思いを 捧げます ・・・
このような儀式が 昔からありますし、日本に比較して子供が先生を 敬う心は強いと思いますがねぇ~
日本ですと、ユネスコが定めた10月5日の 「世界教師の日」 が知られていますかネ ・・・
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そう云えば、聞き分けの無い生徒を 木の棒で叩く、なんて よく 見る光景のようですヨ。
体罰もまだまだ 健在しており、先生の存在は日本より絶対的のようですものネ。
日本では体罰問題になるようなことは たくさんあるようです。
そんなタイでも教育省は 「失われた教師威厳」 を 取り戻すべく、活動に動いていると
いいますからネ。 ちょっと 考えさせられますねぇ~
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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