タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

タイ米について・・・

2010年08月21日 | タイの名所、名物、料理
  
 はやり タイ料理には完全な “タイ米” でないと、ダメですネ・・・ 日本のタイ料理でも、
日本の米を使用している所にぶつかると、どうも シックリしない時があります・・・

17年前の93年に、日本における記録的な冷夏による米不足が起き (平成の米騒動) この時に、
緊急輸入 (250万トン) されたタイ米について、美味しくないと不評をかった事がありました。

 
<粘り気があればネ> 

でも これは、タイ米が不味いのではなく、日本人がタイ米の食べ方を知らなかっただけ、とタイ政府に
言われちゃったことがあります。(笑) 日本人のタイ米評価、あまり良いモノとは言えません・・・

 タイと日本の共通点、色々ありますが “米文化” も、その一つでしょう。 米の種類には、日本米に
代表されるジャポニカ種 (太く短く粘り気がある) と、タイ米に代表されるインディカ種 (細長く

 
<ジャポニカ種>

パサパサしている) と、どちらも世界を代表するお米です。 世界で生産される9割がインディカ種で
アジアに集中しています。 あと 二種類の中間種で、米粒がやや丸く大粒、炊くと少し粘り気がある
カンボジアのジャワニカ種もありますが、交配による品種改良で新しい品種の誕生でした。

味を左右する米の炊き方ですが、ジャポニカ米は炊飯で、インディカ米は鍋で煮ると美味しいと言われ
ジャポニカ米は、世界的な寿司ブームなどを背景にコシヒカリなど、銘柄米の評価が高いですよネ。
インディカ米で作るチャーハンやピラフ、初めて食べる人は その美味しさに驚くはずです。

  
<タイ米のチャーハン…>

 08年度の統計では、世界で米の生産量ランキングは、中国・インド・インドネシア・ベトナムに次いで
タイは5位ですが、輸出国では、タイ・ベトナム・米国・インド・中国と、タイは世界最大の米輸出国

なんです。 年間約900万トン輸出しており、2位のベトナムが約700万トンの輸出となっています。
そのライバルのベトナムが、今年は不作のようで タイの米輸出は、900万トン以上になる見通しとか…

 タイの年中行事に、二頭の 「聖なる牛」 が、米・トウモロコシ・豆・ゴマ・草の中で何を食べるか
によって、その年の作物の出来を占う “プーチャモンコン (農耕祭ー5月) ” があります。

 
 <お米はタイの命です…>

王宮前広場で、ワチラロンコン皇太子により行なわれた今年、 牛が食べたのは、米と草でした。 依って 
今年は米が豊作になると、関係者は喜んでいるそうですから 益々 ベトナムを引き離すでしょうネ。

因みに 「タイ米の収穫期」 は、年二毛作で、

  ・1期作(雨季) :播種 6月~8月  収穫 11月~1月
  ・2期作(乾季) :播種 12月~3月 収穫 3月~7月  となっています。

 その気になれば三毛作でも出来そうですので (笑) たくさん作って、
 より美味しいタイ米の食べ方を紹介して下さいナ。



同 goo ブログは、8月より下記のサイト ブログマガジン (ブロマガ) に移行しました。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです   


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イサーン地方は一期作 (prius)
2010-08-21 21:15:13
タイでは、肥沃な土地と気候から、米は二毛作が当たり前と考えがちですが、イサーン地方は、土地が痩せて、雨が少なく、大半の地域で、米は一期作です。イサーン地方(タイ東北部)に貧困層が集中している要因があります。
下記ブログは、イサーンのウドンタニ郊外にあるタイ嫁の実家に移り住んだ方の記録です。
農作業の大変さが良く分かります。
http://4travel.jp/traveler/josan1220/album/10487404/
先般、バンコクマラソンの紹介で、昨年フルマラソンを完走した日本人女性「モエさん」が上記の農家を訪問した時の記録もあります。
モエさんも将来はタイ移住を検討されているそうです。
http://4travel.jp/traveler/josan1220/album/10475553/

タイ米が日本人にとって美味しくないのと、タイ人にとって、日本米が美味しくないのは表裏一体です。
タイ人に日本の魚沼産コシヒカリを食べさせても、ベタベタして美味しくないと不評です。
民族が違うと、舌が違うのは致し方ありませんね。
タイ米にも品質がピンキリで(値段もピンキリ)、上質の物は結構美味しいです。
タイ米でも、うるち米であるカオソーイと、もち米であるカオニャーオでは、日本人には粘り気のあるカオニャーオが人気がありそうです。
返信する
nagaichi (prius さんへ)
2010-08-24 08:57:07
しかし prius さん、このような情報を どこで入手するんでしょう?
マスコミ関係にお勤めですか?
まぁ~ これだけではありませんが、まったくもって 勉強になります。
いつも 本当に有難うございます。
返信する

コメントを投稿