タイは事実婚が多い！ 日本は？

　タイでは入籍しないカップルが多いんですが、最近　日本も結婚せずに同居するカップルが多く
なっているんです、ってネ。　同棲中の男女は00年から較べると4割以上も増えているんです、ってヨ・・・

アッ、いけない、申し遅れました！　今日も昨日の出産事情の話からの続きになりますネ。

　タイでは、籍を入れない夫婦って、お金持ちも含めて、結構いるんですヨ。双方の両親に承諾を得て、
結婚式も済ませ、世間にお披露目すれば入籍せずとも、社会的にも結婚を認められ夫婦となっている
カップルは多いんです。　うむ～　昔から入籍に拘らない土壌があるんでしょうネ・・・　

　日本の場合は、死ぬまで連れ添っても、籍を入れない限り夫婦と見なされませんから入籍が大きな
意味を持ちます……　が、昨今　未婚女性の社会進出と共に結婚に拘らない人が増える一方、非正規
雇用も多く、経済的な理由からか結婚に踏み切れず、同棲を選択するカップルが多くなっていると聞きます。

　同じ同棲でもお国事情によって随分と違いますネ・・・　また　今のタイの婚姻制度では女性に不利と
いう理由で入籍しない夫婦が多い、とも聞きます。　あっ、そうそう　タイには相続税というモノが
ありませんから　この点も入籍する、しない云々に関係しているのかも知れませんネ。

　こんな笑い話もあります。

　国連の調査員が　「タイは敬虔な仏教国なので、世界と比較しても離婚率は極端に少ない」と、
自慢げに報告をした処　「タイ人は入籍せず同棲が多いから、別れても離婚率の数字が出てこない」と
突っ込まれて大恥を掻いた、んだとか・・・　数字だけでは解らない、これこそ　タイの実態を
知ってるか、知らぬかの代表的なカラクリですネ。（笑）

　日本には　“事実婚”　と云う言葉が存在し、辞書には「事実婚（じじつこん）とは、婚姻届を出しては
いないが、事実上婚姻状態にある関係。特に法律上内縁とされることが多く、実際の法的意義は内縁と
同一である」　とされています。　ワタクシ、事実婚って、最近の言葉として捉えていましたが・・・　

　同棲と事実婚の違い、って、どうなんでしょう？　表面上では区別がつきませんよネ。
イメージとして「同棲」とは、若い二人が愛し合う勢いで一緒に生活しているカップル、「事実婚」とは
親も友人も廻りの人から認められた分別ある30代以上のカップル、そんな感じでしょうか・・・　
でも同棲って、若さを感じません？　　しかし　今日はどうでもいい事を話していますねぇ～　（笑）

　いずれ、これからの日本　“事実婚”　という云い方が増えて、同棲という言葉を聞かなくなりそうです。
タイには　“事実婚”　という言葉が有るのか、どうか分りませんが、タイ人のケースは欧米や最近の
日本より　“事実婚”　として、ず～っと先進国なのです。



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