私がウォーキングするベンジャキティ公園の隣にある 「クイーン・シリキット・ナショナル・
センター」 で、書籍の展示即売会 「ブックエキスポ・タイランド」 が、今日まで開催されています。
昨年かな、ちょうど ウォーキングの最中でしたので、一度 覗いたことがあります。 タイ人は 余り
本を 読まないと聞いていましたが、結構 来場者が多く 活気もあって、驚いた記憶があります。
なんでも 学生さんは 割引のあるこの機会を 狙って、何カ月も前から貯金を しておく、なんて 聞いた
ことがありますが、カートにセット買いしたマンガなどが、積まれている光景を よく 見かけました。
今年で18 回目を 迎えたブックエキスポ、400の出版社が出展し、キャッチフレーズは 「本が人生を
変える、本が世界を 変える」 だ そうです。 中々 格好いいキャッチフレーズじゃ~ないですかネ。
昨年は、政府管轄である青少年学習教養促進局という所が、こんなデータを 発表していました。
6歳以上のタイ人が勉強の時間以外に 読書する時間は、一日平均39分・本を 読むべき青少年で
46分と、他国と比較すると 非常に低い数字だと、懸念していました。 冊数を 比較しても、1年間で
タイの子供は平均5冊読むが、ベトナムでは60冊、シンガポールで45冊、マレーシアで40冊読み、
タイは 極端に少ないようです。 ベトナムの60冊は凄いなぁ~ 日本は どうなんだろう? あなたは?
そんなこんなで、同局は 毎年、 「青少年が読むべき良書100冊」 を 奨励しています ・・・
それは三つのグループに分かれており、
1. 0歳から6歳のグループには、絵で構成されていて読みやすい本が選ばれている。
2. 6歳から12歳までのグループには、自分で読めるもので、比較的面白く、生活の規範を 示す本が
選ばれている。 希望や悲しみが表現されても、内容はあまり気が滅入ったり、深刻すぎないもの。
3. 12歳から18歳までのグループは、内容は様々で複雑なストーリーで、シンプルな言語表現であるが、
よく意味を 伝える言葉を 使っている本が選ばれている。
確かに タイには、もともと読書の習慣が殆んど無く、タイ国民が読書に無関心であることは、各調査でも
証明されており、バス、スカイトレイン、地下鉄の通勤でも本を 読んでいる人は、まず見かけません。
読書習慣を 付けることが大切ですが、ブックフェアなど このように政府が取組んでいれば、その内
成果も出てくるでしょう。 そう言うワタクシも 最近は 少なくなっていますが …
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