日本女子ツアーは 何かと話題を提供してくれていますが、先週の 「ニチレイ
レディス」 まで、15 試合が終わり 日本は外国人勢に6勝9敗と負け越しています。
その優勝インタビューで、タイのチュティチャイ選手や申ジェ選手には通訳がついていました。
よくもまぁ~ すぐに通訳を呼べるものだと思っていましたら、女子のレギュラーツアーで
プレーする外国人は、一人の通訳者を帯同しなければいけないという規則があるんですってネ。
<サタヤ選手と永井眞珠さん・コンビ>
よって 日本語が話せない選手には必ず通訳がついていますが、日本語もどこまで話せるのか基準が
曖昧のようです。 O・サタヤ選手にはキャディ 兼 マネージャーの永井眞珠 (まこと) さんが
通訳者として登録されているのかなぁ~ 永井さんもタイへの歴訪は随分となりますから、
優勝インタビューくらいの通訳は問題ないでしょう。 今度 聞いてみますネ ・・・
ただ 必ずしも “一人の選手につき、一人の通訳” が必要ではなく、例えば、数人の韓国人や
外国人選手を抱える会社であれば、一人の通訳で数人の選手の通訳もOKのようですヨ。
<チュティチャイ選手のインタビュー>
先日 優勝したチュティチャイ選手などは、一人しかタイ人の選手はいませんから不効率ですネ。
そうだ、彼女のスポンサーは大手会社のシンハビールだから そんな心配は無用かも知れません。
この規則が明文化されたのは2011年からだそうですが、通訳がいない選手に対して最初は注意し、次には
5万円の罰金が科せられるという決まりもあります。 実際に科せられたケースはないようですが ・・・
男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構 (JGTO) も、米国のLPGAでも通訳を帯同させるような
規則はありません。 ですが、日本のLPGAは、QT(クォリファイング トーナメンぅ喰ったんだト) に
参戦する外国人選手にも 「必ず1選手に対して、通訳を帯同すること」 と明記されているそうです。
QT実施要項欄の通訳帯同欄に未記入の場合は、受験資格を与えないとか。 厳しいですよねぇ~
男子ツアーは通訳がいらないので、年々 日本に挑戦する韓国人選手は増えていますが、逆に
女子は減っているようです。 「これ以上韓国選手が増えると日本人選手が勝てないと困るから、
このような規則を作ったんだ」 なんて、勘ぐられても仕方ない制度のような気がしますネ。
<若手のタイ人女子プロはみんな米国で頑張っている>
そう言えば タイ人女子の若手プロは、みんな米国へ行ってしまっていますが、こんな理由が
あるのかも知れませんネ。 でも米国女子ツアーでも以前は、こんな もめ事がありました ・・・
2008年に 「ツアーに参戦するメンバーは英語を話すこと」 という規定を設けたことがありますが、“英語が
話せないという理由で、ツアーメンバーになれないのは差別に当たる” として、反対意見が噴出したそうです。
当時は多くの韓国人選手が強くなっていましたので、アジア勢を抑制する意味もあったのでしょうネ。
通訳の必要性について、日本のLPGAでは 「ツアーで確認したいことや細かいルーリングの
対処などの説明も多いので通訳は必要」 としていますが、真意はどうなんでしょう。
もしサタヤ選手が3度目の優勝をしたら、もう通訳なしでインタビューに応えられるかもネ。
日本に来て、速いもので6年目ですから ・・・ そろそろインタビューを聞きたいですネ。
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