タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイから世界に貢献している事とは?

2008年09月09日 | タイの名所、名物、料理
海外で長期滞在している日本人の数って、どこの世界の都市がトップかご存知ですか?

2007年に外務省の統計で、中国の上海が米国のニューヨークを抜いてトップになったそうですヨ。上海は中国でも最大の
経済都市ですが、増えた要因は、やはり民間企業の進出だそうです。統計数は三ヶ月以上の長期滞在者(永住者を除く)を
指し、現地で勤務する人とその家族、及び留学生が中心だそうです。

上海が47,731人、ニューヨークが40,068人、3位がロサンゼルスで39,905人、その次が我がバンコクと続き31,001人だそうです。
でも この統計数って、あくまで日本大使館に届出が提出されている数なんですね。(5位はロンドン)

ですので届出を出していない数を入れれば、おそらくバンコクが上海よりもニューヨークよりもずっと多くなると思われます。
両都市共タイのように、お隣の国へ出たり入ったりしている長期滞在者を許してはいないでしょうからネ。今やバンコクに住む
日本人は6万人とも、7万人とも言われています。ワタクシのように行き来している日本人を入れましたら、もっと居るでしょう。

その証左を示す素晴らしいある授与式が、先月22日に在タイ日本大使館で行なわれています。

日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をした個人に贈られる外務大臣賞が、日本レストラン「菊水」勤務の
アネークさんに贈られました。タイでは、日本料理店の多いバンコクで料理人の育成を行い、研修を終了した研修生を
各国大使館に派遣する「タイ人公邸料理人育成教室」を、1993年(15年前)から実施しているそうです。

アネークさんは1994年からバングラディッシュ、イエメン、エジプト、ウルグアイの各国で通算8年以上、公邸料理人として
勤務した経験が有り、その功績が認められたとのことです。また この受賞と共に「優秀公邸料理長」の称号も付与されたそうです。

今やタイでは、600軒以上はあると言われる日本料理店ですが、「菊水」は40年前後の大老舗の日本料理店ですが、
研修生は、バンコクの日本料理店6店舗から選ばれ公邸料理人として勤務するための調理技術の他、簡単な日本語会話の
マナーなども習得していきます。これまでタイの沢山のタイ人料理人が研修を終了し、世界の55公館に延べ105人が派遣された
実績があると聞きます。その内7人の“タイ人料理人”に外務大臣表彰が授与されているそうですから、世界から
見てもタイの”外国人日本料理人”という価値は大変なモノなんですネ。

上海、ニューヨークと言っても、これほど日本料理店は無いでしょうし、これだけバンコクから「外務大臣賞」を出している国も
無いでしょう。こんな所にも海外に滞在している“日本人の多さ”の歴史と現実を垣間見る気がします。



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