先週、タイ南部でプラスチック袋80枚余りを飲み込んで死んだゴンドウ クジラが
発見されましたが、今度はタイ東部の海岸でプラスチックの破片や輪ゴムなどが
腹部に詰まっていたアオウミガメが発見されました ・・・
<発見されたカメと飲みごんだゴミ>
海洋汚染の問題が改めて浮き彫りとなっていますが、都会でもゴミ処理の問題解決も急務でしょう。
日本ですとゴミ捨てには、うるさいほどのルールが多種あります。可燃ゴミや不燃ゴミ、缶や
瓶など種類ごとに分けて、それぞれに決められた曜日に捨てるなど。余りに細かいルールなので、
居住している外国人が、それを守らずに トラブルになっているという話は、よく耳にします。
タイではほとんどルールは無く 何でも袋に入れてゴミ箱に捨てられます。住まいのマンションでも
然り、分別の概念はありません。当然です、今れまで国も市町も強く指導もしていませんでしたから。
しかし、もう限界でしょう。分別に関しては過去、何度も自治体や一部企業や団体がエコのために
呼びかけをしていますが、まったく定着していないのが実情です。 公園にも、一応、缶・瓶と
紙などの種類別にゴミ箱が置いてあったりしますが、ほとんどの人が、あまり気にしませんネ。
私のアパートメントでも用意されている捨て場所に置くだけです。曜日毎の規則も、可燃・不燃の
区別もなく、袋に入れてゴミ箱にポイと捨てて終わりですから 日本と比べて楽で良いですけどネ。
その後、アパートの掃除するスタッフが、ゴミ箱からペットボトルなどお金に換算できる物を
分けたり、使えそうな物はちゃっかり頂いたりしていますネ。 そのアパートの住民が捨てた
Tシャツをスタッフが着ている、なんってことも珍しくありません(笑)。
でもゴミの違法投棄は厳しくなっていますネ。いつだったか、バンコク市内のメイン通りで、
頻繁にゴミが違法投棄されているという苦情を受け、監視カメラで撮影すると、レストランで
出るゴミを捨てに来る2人がおり逮捕されています。なんでも、ゴミを捨てる仕事を請け負って
いたよう。 二人はバイクで2日に一度くらいの割合で4~5か所に違法に捨てていたとのこと。
このような事態を受け、毎日 約1万550トンものゴミが出ているバンコク都庁では、試験として
一部の場所で、新しいゴミ収集方法とゴミ箱を試しています。正しい場所に決められた時間にゴミを
出してもらうことを目的に、金属でできたカゴを使うことで、ゴミ収集と分るようになっています。
<新しく設置されたゴミ箱>
しかし余り評判は良くないようです。「動物に食い荒らされないか?」「汚い水がそこから歩道に出て
こないか?」等々。日本人からすると、自分のゴミも分別していないのに、と突っ込みたくなりますネ。
都内の人口は今だに増加していて、いかにゴミを減らすかが大きな課題になっています。うるさい
日本だって、徹底されるまで何年もかかりました。 タイでも強い意識と指導の徹底が必要ですネ。
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