考えてみればタイランドエリートカードの5年ビザが、来年1月からが料金値上げ(50万から
60万バーツ = 約208万円)に踏み切ったのは分かる気もしますネ。 昨日からの続きです ・・・
同カードはタクシン元首相時代(2003年)にスタートした「外国人観光客のタイ滞在を
支援する特権付の会員制度」です。政府観光局が100%出資、運営は子会社「タイランド
プリビレッジ カード社 = TPC社」が行ない、その主要サービスの一つが「スペシャル
ツーリストビザ」の発給です。 しかし、なかなか会員が集まらず、何度も解散の危機を
迎えた時期もありました。 15年からの売上推移を見ても苦戦していました。 それが、
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<国別所有者は3月までの人数>
近年は中国人の会員が増え伸ばして来ていました。今年はコロナ禍でダウンするだろうと
思いきや、滞在ビザ取得の利点も手伝い、今年初めて記録的な売上げを上げています。やはり
中国人の人気が高いそうです。今の内に、より多くの会員を集めておきたいのでしょう。
この一年で新たに2,674人が会員となり、過去最高を記録。特に、政府が同カード会員に対して入国を
許可すると発表した7月末以降は申し込みが急増し、現在は月900件程度の新規申請があるとのこと。
タイの観光業界は全滅ですが、同社はホクホクでしょう。これでは値上げもしたくなりますよねぇ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/45/d2b976423948d4e56fb2c1fd3310bf8a.jpg)
10月20日現在、タイ エリートカードには、11,132人の会員がおりますが、20年の会員権の
総売上高は16億3,700万バーツ(約56億6,400万円)、売上高は26.7%増の2,674枚で、前年
同期比24.78%増となりました。 今では中国人が3,000人前後になっていると聞きます。
そして 21年の目標は、少なくとも3,000枚の会員カード販売を設定しているといいます。
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<TPC社のソムチャイ社長>
会員を国籍別に見ると全体の約4分の1を占める中国人がトップ。次いで日本・韓国・イギリス・
アメリカと3月と同じですが、次いでフランス・バングラデシュ・オーストラリア・ドイツ・台湾
という順番となっています。中国・韓国人や日本人などは、5年のビザが得られる50万バーツ
(来年から60万バーツ)の会員が多く、一方 ヨーロッパの定年者などには、20年の
長期ビザが得られる200万バーツのカードに人気があるといいます。 詳細はこちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c8/171fbda63e48787f753caeff51a002d2.jpg)
<カードにも種類があります>
新たに、5年間滞在可能なビザと医療保険をセットにしたカードの発行も開始しましたが、コロナ禍で
ロングステイ(リタイヤビザ)などに、保険が義務付けられましたので、人気が高まっているようです。
世界で感染が広まれば広まるほど、自国ではウィズコロナで生活しにくくなった人たちが、タイでの
長期滞在を考えていると聞きます。コロナ禍でエリートカード会員が増えるとは思いませんでしたネ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock1.gif)
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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