昨日のお誕生日をお迎えになってプミポン国王は88歳、 王位 在位69年になられました。
現役君主として世界最長です。２番目が63年のイギリス・エリザベス女王で、25歳で女王に即位し
現在89歳かな。60年以上といえば、身近なところでは昭和天皇の62年間というのがありましたネ。
いずれ、かなりのご長命でなければ できない年月です。今 プミポン国王はご静養中ですが、
エリザベス女王は足取りもシッカリし、かなりお元気のようで70年に向かっておられます。
昨日もプミポン国王は入院中で、お誕生日に国民は プミポン国王の御姿を拝謁できませんでした。
タイ国民から敬愛され、長くタイの発展と安定を支えて来られたプミポン国王のお体が心配です。
タイの友人Ｂ氏は、国王のお体を案じる時に いつも王位継承についても心配していますネ。
プミポン国王は1950年に王族のシリキット王妃とご結婚し、ワチラロンコン皇太子、ウボンラット王女、
シリントン王女、チュラポン王女の１男３女をもうけられたのは承知のとおりです。
プミポン国王の後継者は「国王による後継者についての指示」がなければ、男子系の長子継承制を取って
いますので、ワチラロンコン王子ということになります。現在の王位継承権があるのは、Mahaの
称号を持つワチラロンコン王子か、二女のシリントン王女のどちらかと言われていますが、
Ｂ氏の話では、シリントン王女は頭脳明晰で人徳もあり、タイ国民の人気は高いようですネ。
＜シリントン王女は森田健作氏の大ファンだったとか…＞
シリントン王女は、昔から地方への視察などで訪問先の行政官などの説明を熱心に聞き、逐一メモに
控えるという勤勉な一面をお持ちで、タイ人の多くは「父君であるプミポン国王陛下の御意思を真っ当に
引き継いでいる、王女こそ次の国王にふさわしい」という思いを抱いているとうのが、Ｂ氏の話です。
庶民派王女と慕われる王女のラインステッカーは、現在 多くのタイ人のスマホに見受けられます。
昨年、国王誕生日を間近に控えた12月3日に、シリントン王女ご自身の名義でLINEのステッカーを
発表。翌年の３月３日まで限定発売され、莫大な収益はタイ赤十字ビルの改築にあてられました。
イラストの作者がご自身かは分りませんが、このようなご行為が庶民派王女と慕われるんでしょうネ。
＜１セット30バーツで…＞
ところで、長女のウボンラット王女はアメリカ人（既に離婚）と、三女のチュラボン王女はタイ人と
ご結婚され、それぞれの間にお子様がいらっしゃいますが、女性の王室の人間と一般人の男性との間に
出来た子供は、一般人になってしまいます。 そして ワチラロンコーン王子のお子様については、
詳しく書くとスキャンダラスな内容にならざるを得ませんので 書けませんが、タイの人と同様に
我々 外国人もプミポン国王を継承する問題は多いに気になるところです ・・・
下記のニュースを見ると、現軍事政権（バックにいる枢密院）は、不人気な、長男のワチラロンコン皇太子のイメージアップに熱心なような気がしますね。
新夫人を表にデビューさせないのも、何らかの意図がありそうです。
５日、６日、７日と国王誕生日祝賀WEEKには、タイ国民の多くが黄色とブルーのTシャツ（９９B？）を着ていました。Tシャツの背中には「Bike For Dad」の文字が書かれています。
★１２月５日のプミポン国王誕生日を記念し、同月１１日金曜日午後３時から、タイ各地でタイ軍事政権主催のサイクリングイベント「バイク・フォー・ダッド」が開催される。
軍政によると、参加者は３００万人を超える見込み。 バンコクでは国王夫妻の長男であるワチラロンコン皇太子が先頭に立ち、１０万人が自転車を漕ぐ。
http://www.newsclip.be/article/2015/11/27/27605.html