日本の常識、タイでは非常識に！ その ５

　　
　日本の常識、それはタイでは非常識に、或いは タイの常識、それは日本では非常識に、と色々です。
シリーズで そんな “常識・非常識のしきたり” を 検証しています。　今日はその５ です。

不敬罪のように 本当に逮捕される “しきたり” もあれば、笑って済まされる “しきたり” も有ります。
タイの慣習を 知っているだけでも、余裕も生まれるでしょう。　余り ギスギス 考えずに 読んで下さい。

　

　＜タイは車優先社会＞

優先という言い方を しないくらい、タイでは当たり前のように 人より車の方が優先されて動いています。
慣れない外国人が よく 事故に遭うのは先進国の人たちが多いですネ。　自分の国と同じように街を
闊歩しますからねぇ～　日本人も一歩間違えば、取り返しのつかないことに なりかねませんのでご注意を ！

　歩行者で注意してほしいのが、ホテルやビルなどの前にいる警備員の指示と合図。　警備員は前を 通る
歩行者の安全を 守るためにいるのではありませんヨ。　あくまで ビルなどに入ってくる、出ていく車を
優先させるために、歩行を 止めさせます。　ここでも警備員が、人より車を 優先させますからネ ・・・

　

横断歩道に 立っても車は止まってくれません。　車が流れている時は、決して 渡ってはいけませんヨ。
バイクも然りです。　最近 酷いのは、歩道までバイクが猛スピードで走ることですねぇ～　ホント危ない！

　基本的に人の命が安価だからこうなるんでしょうかネ。　また道路交通法の罰金も安いですからネ。
道路を 逆走したって最高500バーツです。　諸物価に関係なく、このような罰金は高くすれば良いのに …
バイクタクシーのお客がヘルメット未着用でも 罰金のはずですが、取締まりを 見たことがありません。

　

運転する上での注意は、パッシング （passing） の出し方です。　パッシングはヘッドライトを ハイ・ロー
と交互に切り替えることですが、日本の常識では 「お先にどうぞ」 ですが、タイは 「俺が先だ」 という
存在感を 示す意識で まるで 逆です。　これも間違えると 大変なことになりますよねぇ～　

　タイでは交通事故で死亡した場合、数万から数十万バーツで示談となることが殆どです。　

　

４月だったかな、韓国人旅行者が パタヤでボート衝突事故に遭い、両足切断の重傷を 負いましたが、
補償金が10万3,000バーツ （約36万円） でした。　海外旅行で両足を 切断され、この補償ですから。　
　事故に遭って、「タイの常識は日本の ・・・」 云々なんて言っていられません。　ご注意を ！　　



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト