タイのゴルフ史?

バンコクで発行されているニュースクリップというミニコミ誌に、興味深いゴルフの
起源について掲載されていました。

ゴルフは15世紀中頃からスコットランドで盛んとなり、数世紀を経て世界に広がり、
1754年（253年前）に全英ゴルフ協会が設立され、第一回全英オープンは1860年
（147年前）に開催されたそうです。アメリカでは1888年（119年前）にニューヨーク
郊外に造られた100ヤードほどのゴルフコースが最初のコースとされています。

日本のゴルフは1903年（104年前）に神戸の六甲山に造った神戸ゴルフ倶楽部が
始リだそうで、タイでは1924年（83年前）に、最初のゴルフ場がオープンしたそうです
から、意外と、日本とタイは20年ほどしか始まりの差がないんですね。

タイでは、国王ラマ6世の要請によりロイヤル・ホアヒン・ゴルフコースが初めて
18ホール（パー72）として1924年6月にオープンされたとの事です。1973年（34年前）
にはナワタニ・ゴルフコースがオープンし、1975年にワールドカップが開催され、
タイのゴルフ史を飾ると同時に、それ以来、当ゴルフコースも名門コースとして
歩んできました。また　今でも人気のあるコースです。

その後タイでは1980年代後半から1990年代にかけて、海外からの駐在員の増加に
合わせるようにゴルフ場が急増し、さらにタイガー・ウッズの登場でタイのゴルフ
ブームに火がついたようです。

今ではタイのゴルフ人口も随分と増え、タイへのゴルフクラブの輸入量も増加傾向に
あり、大手メーカーの新製品も日本と同時販売されるようになりました。
こんな高い製品を、本当にタイ人も買うのか思うほど各デパートのゴルフ売り場に
かなり大きなスペースを取って売られています。
（ゴルフ製品はティーからクラブセットまで日本の方がずーと安いですが・・）

こうして発展してきたタイのゴルフ界ですが、これから更に大きくゴルフ天国として発展
してほしく思います。ワタクシ一つ偉そうなことを言わせて頂ければ、増えているタイ人
のゴルファーのゴルフルール、マナーなどが向上すれば、タイが真のゴルフ天国となると

切に思います。ゴルフ業界、ゴルフ場、プロゴルファーが一体となって取組み、タイは
ゴルフをやる環境、設備はアジアの中でも有数な国ですので、是非　この辺を一からやり
直してほしいものです。


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