そうでした、四人の日本勢が出場した「LIVゴルフ」の第2戦の同じ時期(6月9日~12日)に、
国内では新規大会となる「ASO 飯塚チャレンジドゴルフ」という試合が開催されており、谷原秀人
会長は、同新規大会を欠場して「LIVゴルフ」に出場していたんですネ。 昨日からの続きです ・・・
<ASO 飯塚チャレンジドゴルフ>
ただでさえ国内男子は、試合数が減っているのに、こともあろうに新規開催の試合に選手
会長が出場しないのは、おかしい と言う声が噴出したといいます。確かに一理あります。
欧米ツアーでは、かねてよりLIVゴルフへ参戦する選手への対抗策として、出場する選手の
資格を剥奪する可能性を示唆したり、現在でも 何かにつけてプレッシャーをかけています。
JGTOでは、海外試合に出場する場合、JGTOの規定に『国内ツアーを欠場して、出場を容認する
海外トーナメントを「海外四大メジャー、WGC、USPGAツアー、ヨーロピアンツアー、または
それに相当する大会 及び 海外トーナメントに係るQTなど」と定めています。 JGTOの
青木功会長は、新ツアーのLIVゴルフも同等の扱いとするとし、四人の出場を容認しました。
青木会長曰く、“チャンスは自分が頑張って作るもの。 行くか行かないかは本人次第。
出来ることなら気持ちよく送り出してあげたい。経験して、本人が大きくなるなら それで
いいんじゃないかなと思う” と意見を述べ、快諾したといいます。これも理解できます。
ただ、谷原秀人プロ(43)は、日本で通算16勝を挙げ、欧州ツアーにも参戦していた経験を
持つ実力者です。さらに今季から日本ゴルフツアー機構(JGTO)の選手会長に就任し、男子
ツアーの再建を担う選手会長ですからネ。今回それを、自らが職責を放棄した形に映りました。
ましてや今は、人気沸騰の女子ゴルフツアーと比べ、男子ツアーの低迷は、目をおおうばかり。
試合数が増えても 減ったりと、女子と10試合以上差がつき明るいニュースが見当たりません。
<ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ 6月23日~26日>
にもかかわらず谷原会長は、LIV第2戦の直前、6月下旬に開催された選手会主体の大会である
「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」にも欠場。 これには選手もあきれるばかりで、
シーズン半ばの大事な時であり、大会スポンサーからも批判の声が上がっていたといいます。
しかも谷原会長は、LIVの開幕戦では39位で13万6千ドル(約1,800万円)、続く米国で
開催された第2戦では16位タイで22万3,600ドル(約3千万円)を獲得しています ・・・
試合数も賞金金額も少ない(7月は一試合も無し)男子ツアーですからネ。 “高額賞金に
目が眩んだのだ” 等々、他の選手からのやっかみもあったのでしょう。 明日に続きます。
米国ツアーと敵対して何がしたいのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f093dfa4da5a4f98902bb7c6e2fee38fe0f63cc
サウジアラビアは石油収入で潤っていた国でしたが、近年は財政赤字が続き、お金に余裕が無くなっています。
サウジには所得税も法人税もありませんが、財政難から、消費税を誕生させました。税率はたったの2年で、15%に引き上げています。
今はコロナバブルで原油価格が高止まりしていますが、長期的には、先細りで、財政危機が進みそうです。
LIVツアーに、意味がない(?)マネーを浪費する余裕があるのか?
金に目が眩んで、LIVツアーに参加するのは自由ですが、いつ「ヤーメタ」になるやもしれないツアーに参加するのは、どうなんでしょうね?
ミケルソンみたいに巨額の参加料を貰えたら、それでもいいや、メジャーの名誉なんて要らない、と考える金至上主義者にはいいかもしれませんね。
https://www.kokugakuin.ac.jp/article/250181