よく 日本から来た人に尋ねられます、 「タイの人のお給料、って 平均いくら位なの?」 と・・・
労使と政府の代表からなるタイ賃金委員会と云うのがあり、つい先日 全国の法定最低賃金が決まった
ばかりでした。それによりますと、バンコクで3バーツ増の一日206バーツ(約600円)になったとの事、
日本に居る人からすると、 “ へぇ~ ” とお思いでしょうが、そうなんですヨ・・・
206バーツ×25日で、月5,150バーツ(約15,000円)となりますネ、でも あくまで全国の最低賃金です。
ですので地方都市になると、160バーツ前後という最低賃金格差も出てきます・・・
こんな数字を聞いたりすると、キャディー・フィーの250バーツやチップの200バーツ前後という金額が、
如何にキャディーさん達にとって、死活問題かと 理解できるでしょう… … 良いキャディーさんには
多めのチップをあげましょう、ワタクシからのお願いです、な~んてね。(笑) 余談でした。
また タイ国家統計室が、全国26,000世帯を対象に行った こんな家計調査も報告されたばかりです。
上半期(1月~6月)の平均世帯収入が、月額21,135バーツ(約60,000円)、平均世帯支出は16,255バーツ
(約45,000円)と・・・ まぁ~ 夫婦共稼ぎが多く、ボーナスも含まれ、これが現実的な数字でしょうネ。
調査で支出のうち 最も構成比が高いのは食費の34%、以下 住宅費/生活費21%、交通費18%、と…
そして 負債を抱える世帯は全体の62%で、負債残高は平均13万3,293バーツ(約37万円)とか・・・
因みに、09年の平均世帯収入は月額12,150バーツ(約34,000円)、支出9,848バーツ(約27,000円)、
負債6万8,405バーツ(約19万円)でしたから、いずれも この9年でほぼ二倍になっていますネ。
但し これも全国平均ですから、バンコク周辺の首都圏当たりの収入・支出は平均の倍近くに
なるやも知れませんネ。 これが 「バンコク市だけを見てタイを語るなかれ!」 と言われる所以です。
では独身者の収入は、と言うと・・・ ここ数年の新卒者の給料を見てみると、おおよそですが 大学の
コンピューター科卒で13,000バーツ、ビジネス科11,000バーツ、経理課11,000バーツ、高卒7,000バーツ、
専門学校8,000バーツ・・・ タイは完全な学歴社会ですから、大卒か高卒かで 既に大きな差が生じます。
更に上の大学院のコンピューター科を卒業すると18,000バーツとなり、そして どこの大学の何の学科を
卒業しているかによっては、これ以上もあるでしょう。また 日本で言う係長、課長、部長と役職が
ついていくと アップ率も人によって大きく変わり、同じ30歳以上でも大変な格差となってしまいます。
08年度のタイ企業での、上級管理職と一般事務職との給料格差は、10.7倍にも上り、世界61カ国の内
二番目だったとの事ですから、こんなことからも学歴社会が窺い知れます。因みにトップは中国の11.8倍で、
日本は、50位の3.2倍だったようです・・・
処で 日本の皆さん! タイのお給料だけの数字を日本と比較しないで下さいヨ!
東京のタクシーの初乗りは710円、バンコクの初乗りは100円(35バーツ)ですからネ、、、
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
今の日本は行き着くところまで来てしまい、遂に逆走を始めてしまいましたね。
タイに行き始めて13年位ですが、物価が上がった印象を感じていません。現地の食事にしてもあまり自分で払った事が無く、ゴルフ代と夜のお散歩位しか自腹を切りませんし、お散歩も最初の2年くらいで遠のいてしまいましたから、今はゴルフ代だけです。
そのゴルフも取引先のローカルと行きますので、足代も無ければ余計な経費も掛かってませんから、最初の頃よりも安いくらいです。
これがロングステイで生活となると、かなり印象が違うのでしょうね。
観光程度で感じた金銭感覚を、そのまま当てはめたのでは生活は無理かと。生活をしておられるナガイチさんの生活観や金銭観を教えていただきたいです。
タイ人が6万円で生活できるとしたら、日本人にはその倍は必要でしょうか?プラス、住居代?
一概にこれが正しいと云うものが無く難しいですネ。
個人的な意見ですが、タイは物価が安いので良い生活ができる、と期待して、
物価を中心に考えてロングステイを始めると、失敗するような気がしますネ。
夫婦であれば二人とも、シッカリしたロングステイする目的がなければ、帰国するようになります。
生活費は、住む場所のセキュリティーも考慮し、ゴルフも適当にエンジョイし、
人とのお付き合いもしながら、夫婦でステイするには、日本円で最低 30万円前後は
必要でしょうネ・・・ でも いろいろです、とても ここの誌面では書き切れません。
一度 お会いして、ゆっくり いろいろお話しましょう。
タイでお待ちしていますヨ。
単身で、ワンルームに住んで、タイ飯中心の生活なら、基礎的生活費は、アパート代=2万円 食費=1.5万円 衣服費=ゼロ 雑費=1.5万円 合計5万円(ビザ費用は除く)です。
(これでも、平均的なタイ人の生活費の2倍です)
しかし、これでは人生が楽しくありません。娯楽費、交際費が必要です。
タイでは、この部分が結構高いのです。
単価は日本より安いのですが、頻度が増えると逆に日本より高くつきます。
ゴルフを月に10回すれば、2万B 6万円です。タイ飯ではなく、日本食・居酒屋を多用すれば、1日500B*30日=1.5万B 4万円、さらに、夜のお散歩を加えると、1か月の生活費は20万円前後になります。
御夫婦なら、夜のお散歩の代わりに、広いアパートが必要になるので、25~30万円必要でしょう。
車を持ったり、生活利便性をアップさせれば更にお金がかかります。
管理人さんが書かれた通り、海外ロングステイは、物価の安さを求める年金難民は長続きしません。
滞在目的が明確でなければ、すぐに飽きてしまいます。
下記のブログの方(60代後半)は、毎年、日本が寒い冬だけ、4か月程度、タイを中心に東南アジアを周遊していますが、移動費用を別として、1日の生活費は、ゲストハウスと食事、ビールで500B 1500円程度のようです。
(ゴルフ、夜遊びをしなければ、東南アジアでの生活費はこの程度です)
http://hootentoku.cool.ne.jp/index.htm
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
農民・少数民族に婿入りすれば、月1万円で暮らせる。
平均月収1万なので、2万渡せば喜ばれる。
これで月4万(国民年金25年)で暮らす、強者もいる。