最近 日本のテレビ放映で、チェンマイでのロングステイを 紹介していましたネ。 やはり 夫婦で
一か月12万円もあれば生活できるとか、医療面でも優れた一面がある等とも 紹介していました ・・・
定年後に、簡単にタイで過ごせるようなイメージづくりは、どうかと思います。 もう少しリスク面とか
トラブルになる例を 知らせてあげないと … でも これでは番組が面白くなくなるんですかネ。
折角 元気でタイに来たのに、ストレスで体調を 崩して、帰国したご夫婦もいますからねぇ~
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処で、日本で定年前後といえば、55歳から65歳を 言うんでしょうが、まだ まだ 元気です!
日本では、長寿のお祝いは 数え年で61歳 (満60歳) になる 「還暦」 からお祝いするのが習慣と
なっています。 還暦には自分の生まれた年の干支が一巡し 「赤ちゃんに戻る」 という意味で、赤い
チャンチャンコと頭巾を 着る風習がありますが、これを 60歳から72歳にする時代になりました。
人生50年と呼ばれた時代は、60歳の還暦は少なく 大変におめでたい事として祝われましたが、平均
寿命も長くなった今日では、60代はとても老人とは言えないくらい元気な人が多いですからねぇ~
今では、還暦なんて当たり前で 古稀や喜寿で祝うのが、一般的な時代になりつつありますネ。
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年寄りになっても、できるだけ長く健康で過ごしたいと、誰もが願っているはずですが、「健康寿命」を
延ばしていくことが、豊かな老後に繋がるんでしょう。 健康寿命とは、一生のうちで、外出や家事など
日常生活を 支障なく送れる年齢のことです。 何歳まで元気で暮らせるかのバロメーターですネ。
厚生労働省が国民生活調査を 基に算出した、2010年時点の日本人の健康寿命は、男性が70.42歳、
女性は73.62歳だそうです。 平均寿命 (男79.55歳、女86.30歳) と比較すると、男性で9.13歳、
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女性では12.68歳もの差が生じています。 この年齢差が 寝たきりになったり、治療や介護が必要に
なったりするワケですネ。 平均寿命と健康寿命の差が縮まれば、元気なお年寄りが増えるワケです。
逆に 男女共 この10年前後の差があるということは、日本の平均寿命が長いと言っても、喜べませんヨ。
日本はいかに、介護が必要な人が多く居るか、にもなりますからネ。 これからは平均寿命よりも健康
寿命を 考えないと ・・・ 若い人は食生活などに気を 配り、生活習慣病を予防する意識が重要ですネ。
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日本の政府も、もっと 健康寿命のことを 訴えるべきだと思います。 平均寿命が世界一だ、なんて
喜んでいる場合じゃありません。 どれだけ 不自由なお年寄りがいることか ・・・
海外でロングステイを 考慮する場合も、平均寿命ではなく 「健康寿命」 を 意識して下さい。
70歳を 過ぎて、大好きなゴルフを できるなんて、こんな幸せ者はいませんからネ。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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下記映像は6年前のモノですが、nagaichi さんのように充実したロングステイを送る方とは対極にある姿ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=WrNAMGBnP0E
週刊新潮・2012年7月19日号にチェンマイ・ロングステイについての記事が掲載されていました。
【タイ現地ルポ!】 「チェンマイ」で孤独死する「老齢ニッポン男児」
タイ・チェンマイで急増する「日本人年金老人」ロングステイの果ての孤独死
もともとタイ北部の古都チェンマイは、日本人の年金生活者の長期滞在先として人気があるところだ。
ロングステイ先としてはマレーシアに次いで2位。ハワイやオーストラリアを凌いでいる。
家賃は中クラスのコンドミニアムで日本円で約1万8000円ほど。タイ風焼きそば「パッタイ」が100円前後、夕食を少し豪華にしても1000円から1500円ほどだというから、月5万円程度で暮らせるようだ。
ところが、過去4年間で年間15~20人程度だった日本人死者の数が、今年は6月までで14人になったというのだ。
3年そこで暮らしていた63歳の男性は孤独死した。
現地在住15年になる85歳の老人は「理想は西行のように野垂れ死に」と笑う。
部屋をサイケデリックに飾っていたホモセクシュアルの71歳の男性は、死後しばらく経って発見された。
蓄えがないため、脳梗塞で倒れても満足な治療を受けられずに亡くなった72歳の老人。
チェンマイの日本人関係者がこう語る。
「今後、チェンマイで日本人の孤独死が急増していくことは間違いありません。そのとき迷惑するのは周囲の人たちです。海外で暮らすなら、最後のことまで考えてもらいたい」
年金生活者のパラダイスだったチェンマイにも、超高齢社会の問題が集約された「プチ日本」が築かれつつあるようだ。
チェンマイ日本総領事館も忙しくなりそうです。
チェンマイへのlong Stay が Wrong Stay にならないように祈りたい。
この番組は、3月16日に放映されたTBS・世界ふしぎ発見「海外・南国暮らし」ですね。
東南アジアのロングステイ先として、フィリピン・セブ島、マレーシア・クアラルンプール、タイのチェンマイが紹介されていました。
見逃された方は、下記サイトで見れますので、ご覧ください。
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=728825
タイ・チェンマイ編では、東京在住のチェンマイ・ロングステイアドバイザーという肩書の「亀山寛」と言う方が、「チェンマイでは夫婦2人の食費が1日1000円」などと大昔の話をしていました。
アドバイザーなんですから、たまにはタイに行って物価事情を調査して来ればいいのに、いい加減な方ですね!
タイは物価が上昇し、円安も相まって、「夫婦2人の食費は1日最低2000円」は見ておかないと栄養失調で病気になって医療費が高くつきますね。
また、タイの医療水準は高い、と言ってましたが、肝心の医療費の高さには全くコメントが無かったのも、片手落ちでしょうね。