昨日 最終日のツアートーナメントは、プロアマともタイ人選手が大活躍でしたねぇ~
アジアンツアー「インターナショナルシリーズ タイランド」で、24歳のチョンラティット・
チュエンブンガム選手(Chonlatit Chuenboonngam)が、42歳のウェイド・オームスビー
選手(豪州)にプレーオフで敗れましたが、通算20アンダーで優勝争いを演じました。
<チョンラティット選手>
「68 69 67 64」と追い上げた彼は、昨年 下部のADTツアーの賞金ランク2位の資格で
出場しています。プロになって6年のキャリアですが、多いに自信をつけたでしょう。
今季の目標はアジアンツアーでシード権を獲得するのが目標でしたが、“今回の躍進で
一つ勝つことに変わった” と述べ、初優勝することに確信が持てたようです。
<三日目はバンコクポスト誌に取り上げられていたエイラ選手>
「第5回アジアパシフィック女子アマチュア選手権」では、10日の当ブログにて5位タイで
エイラ・ガリツキー選手(Eila Galitsky)が頑張っていることに触れました。 三日目では
単独首位に立ちましたが、終わってみれば、16歳のエイラ選手が最終ラウンドを4アンダーの
「68」で廻り、後続に5打差をつける通算14アンダーで圧勝の優勝です。 お見事でしたネ。
<アタヤ選手の優勝も16歳の時でした>
エイラ選手は、タイとカナダのハーフで二重国籍を所持する選手ではありますが、2018年に
同大会を制し、昨年世界ランキング1位にもなったアタヤ選手に次いでタイ国から二人目の
勝者となりました。 タイ国からも 次々と若い女子選手が誕生して来ていますよねぇ~
2位のキム・ミンソル選手は(韓国)、今大会が始まる前は、世界アマチュアゴルフランキング
(WAGR)14位の選手に対し、エイラ選手は193位の無名の選手です。前日はよく眠れず、午前
4時半に目が覚めてしまったそうです。 すると、ジュニア時代でも大活躍し、先の「ホンダ
PGA」では 優勝争いを演じたナタクリッタ選手から励ましのメッセージが入っており、
これが彼女をリラックスさせ、最終ラウンドに向け力強い味方となったといいます。
でも最終ラウンドに進んでも18番ホールでグリーンに乗せるまでは、勝つことを考えたことは
無くて、相当緊張したようです。そう言えば、アタヤ選手も勝ったのは16歳の時でしたねぇ~
この優勝によって今季の「AIG全英女子オープン」、「アムンディ エビアン選手権」、「ザ・
シェブロン選手権」の海外メジャー三大会のほか、オーガスタで行なわれる「オーガスタ
ナショナル女子アマ」の出場権も勝ち得ました。 今からワクワクドキドキでしょう。
<荒木優奈さん>
日本勢の最高位は荒木優奈さん(日章学園高二年生)で通算6アンダー3位タイ。寺岡
沙弥香さんが通算2アンダー10位タイと二人がベストテンに入りし 大会を終えました。
タイの男子では、やはり16歳でアマのTKクンことラチャノン選手が プロの大会に推薦枠で
出場しながら頑張っています。 タイ国も若年化している若い選手の活躍から目を逃せません。
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