一週間後の27日も 迫って、タイ北部ナーン県議会 (定数24)の 議員選挙が 熱を 帯びています。
それと言うのも、トランスジェンダー団体の代表 (タイ性転換女性協会会長) で、16歳の時に 男性から
女性に 性転換しているヨランダー スアンヨットさんが 立候補しているからです。 タイでは性転換女性が
村長を 務める村はありますが、県政レベルへの挑戦は初めて、ということも 大きな話題に なっています。
現在は 宝飾品に 関する衛星テレビチャンネルを 経営するほか、タイ国立ラムカムヘン大学の社会学博士
課程に 在籍している優秀な方だそうです。 当選したら、ゲイやレズビアン、性転換者など 「第三の性」
と 人達が 正式に 同性結婚できるよう、タイ貢献党・民主党の二大政党に 支援を 呼びかけたい、と …
<立候補した ヨランダー スアンヨットさん、どうなる?>
彼女を 支援する、性転換者団体のナティー代表と性転換歌手のジム・サラさんらも 「有権者の10%に
当たる約400万人が 第三の性と いわれる私達だ。 法的保護、社会保障を 受ける権利があるはず」
と、ヨランダーさんを 応援しています。 また 同性結婚の法的認可を 公約に 掲げる政党があれば、
性転換者団体 や ゲイ擁護団体のすべてが、その政党を 支持するとも 述べています。
タイは 世界で最も トランスジェンダーの人達が 住み易い国ですが、戸籍を 変えられない、など 法的な
流れは 進んでいないようです。 戸籍変更など 日本は 可能ですよね、タイは そのギャップが大きいかな。
タイの政府も お堅いところがありますからねぇ~ 関係者は 尚更に カリカリきますよネ。
<コンテストは盛んですが…>
昨年の総選挙時も、女性に 性転換した人達が困っていたよう … 投票に 必要な I Dカードが 元の性の
ままだったり、男性だった頃の写真だったり、本人確認ができず 投票を 断られる例が よく あったとか。
性転換者も多いタイですが、性別変更を 認める法律はありません。 この為 I Dカードは 元のままです。
ナティー代表は、「学校でも 病院でも 選挙でも いつも困っている」 と 法整備の遅れを 批判しています。
<今や 世界各国で 同じ問題を 訴えています…>
ナティーさん自身、パートナーとは17年間、夫婦同然に 暮らしているそうですが、「愛する人が死に 際に
遭っても、“夫婦じゃない” と 病室に 入れてもらえない。 私に 緊急手術が 必要と なっても、法的に
関係が認められていないパートナーは、手術同意書に 署名することすら許されない」と 憤慨しています。
ナティーさんの厳しい意見は、まだ まだ 続きます、明日へ ・・・
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