「明治安田生命レディス」は、通算6アンダーで稲見萌寧プロ(21)と永井花奈プロ(23)との
プレーオフとなりましたが、稲見萌寧プロが3ホール目で決着をつけ 通算三勝目を手にしました。
稲見プロも三年連続 毎年優勝しており、予選落ちも少なく安定した実力を持っている選手です。
でも今回大会で他人事ながら嬉しいのは、堀 奈津佳(28)・琴音(25)姉妹の復活劇ですネ。
それぞれタイ合宿で取材したこともあって、個人的に注目、そして応援していた選手でした。
初めてのタイのゴルフ合宿は確か、奈津佳プロが2016年で上田桃子プロらと一緒に来タイして
いました。その年に いきなり二勝して驚いた記憶があります。 堀琴音プロは2018年でしたか。
前年の戦績が良く「ホンダLPGAタイランド」に招待され出場したのですが、肘を痛め また
体調不良で最下位に。その年は予選通過がままならず、それ以来 活躍できていませんでした。
<堀琴音プロ>
力のある美人姉妹として、結構 注目を浴びていた二人でしたが、いつの間にか予選通過でき
なくなってしまいました。しかし、やっと 姉妹で久しぶりに存在感を示してくれました。
通算二勝している姉の奈津佳プロは、三年ぶりの予選通過です。70で回り、通算イーブン
パーの23位でした。23位の獲得賞金65万6千円をゲットし、約5年も足踏みしていた生涯
獲得賞金も1億円を突破したといいます。嬉しい、嬉しい65万6千円だったでしょうねぇ~
<堀奈津佳プロ>
三歳年下で妹の琴音プロは、通算3アンダーで四年ぶりのトップ10入りとなる8位
(獲得賞金168万円)に入りました。2017年の「マンシングウェア東海」以来でした。
今大会は強風が凄かったんですが、ノーボギーで回れたのは優勝した稲見プロではなく、
琴音プロだけでした。本人も、“ノーボギーで回れたのは何年ぶりだろう。それが一番嬉しい。
涙が出そう” と素直に喜びを表わしているコメントがニュースになっていましたネ。
昨年出場したレギュラーツアー三試合は全て予選落ちでした。前週の「ダイキン オーキッド」で
54位ですが、約二年ぶりに決勝ラウンドに進んだことが、大きな自信に繋がっているようです。
2015年から賞金ランキング33位、11位、21位に入り、18年に “さあ、ここから” という
ところで翌年からシード落ちしてしまい、低迷期を迎えてしまいました。でもまだ25歳、
“さあ、これから” です。 奈津佳プロだって28歳、いくらでもチャンスはありますよネ。
<ジュニアから二人は競っていました>
二人とも主催者推薦の出場権しか得られませんので、一戦一戦が無駄にできません。次戦は
4月16日の「KKT杯バンテリンレディス」に出場できます。姉妹そろって復活の兆しです。
次回までに今の復調を保ち、完成度を少しでも高め、奈津佳プロは三度目の優勝を、
琴音プロは初優勝への道を切り拓いて欲しいですネ。 やり遂げるよう頑張って!
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