世界各国で自由に国々を行き来できるよう、期待されている「ワクチンパスポート」。
コロナウイルスのワクチンを接種した証明書として所持するワクチンパスポートについて、
昨日、日本でも初めて国会にて、河野ワクチン接種担当大臣が、“海外で活用が進めば日本も
検討していく” と考えを示しました。海外動向を見ながら と、余り積極的ではないようです。
ワクチンパスポートをめぐっては、欧州などで導入に向けた検討が急速に進んでいるようです。
タイでもプラユット首相が外務省などに検討を指示しているので、近い内に発表があるでしょう。
既に“4月から旅行者がタイ入国から三カ月以内に新型コロナウイルスワクチンを接種済みで
接種証明書と陰性証明を所持していれば、隔離期間を7日間に短縮する” としていますからネ。
そう言えば、世界のおよそ290社の航空会社が加盟するIATA(国際航空運送協会)では、
スマホアプリを使った「IATAトラベルパス」というデジタル証明書の開発を進めています。
同パスはPCR検査結果やワクチン接種履歴と種類などをスマホのアプリで一括管理するもので、
渡航先の入国条件を満たしているか、どうかなどをデジタル証明できるようにするシステムです。
ワクチンが世界中に広く普及するには、まだ時間がかかるでしょうから まずPCR検査の
結果表示から運用を始める考えのようです。開発中のこのIATAトラベルパスに昨日、タイ
国際航空と子会社のタイ・スマイル社が、実証実験に参加することを発表していましたネ。
<タイ国際航空とスマイル社が記者会見で参加表明>
タイ国際航空は、同パスの導入によって乗客の安心感を高め、航空・観光業界の回復に役立てる
としています。既に昨日、シンガポール航空はロンドン行きで同パスの実験を開始したようです。
エミレーツ航空やマレーシア航空なども導入を計画しており、日本の航空会社ではANAが4月から
実証実験に加わり、JALも参加を検討しているとのこと。どうも 日本は何でも遅れている感じです。
一方、世界情勢の改善に取り組むことを目的とした機関・世界経済フォーラムが開発している
「コモンパス」と呼ばれるスマホアプリ。 これには、日本でも実証実験が始まるといいます。
PCR検査結果やワクチン接種履歴をスマホアプリで表示する、これも世界共通のデジタル証明書。
でもアプリを提供する組織がいくらあっても、世界標準を一つにすることが重要です。ワクチン
パスポート、IATAパス、コモンパスなど、他のシステムと互換性を持たせるようにしなければ、
利便性が低くなります。 いずれにしても、一つのアプリに統一されることを期待しています。
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