タイ国もコロナ禍で経済発展が見えない情況が続いていますが、大麻合法化の利用が、
猛スピードで進み、経済救済に役立てようと感じられる今日この頃です。昨日からの続き。
大麻イベント「ガンジャ & TTM インザシティ」は、バンコク郊外の「ショッピングセンター
パラダイスパーク(Paradise Park)」で開催されていました。(2021年3月17日~21日)
<ガンジャ & TTM インザシティの会場>
タイ保健省が主宰した同イベント、ガンジャはマリファナで、TTM(Thai Traditional Medicine)は
ハーブ医学を中心としたタイ伝統医学のことです。 イベント会場では大麻の合法的な使用方法を
体験でき、医療大麻について学べ、オーガニック大麻を使った大麻料理なども披露されていました。
ハーブ医学もかなり紹介されていたようです。確かにタイ国では、大麻は古来から数万種
ある伝統薬ハーブの一つとして位置付けられ、医療や健康、美容などに活用されてきました。
現代の人たちへ、大麻を伝統医学と一緒にして伝えることは分かり易いかも知れません。
保健省がこれほど大麻医療に注力する背景の一つに、一昨年の総選挙で「タイ誇り党(プーム
ヂャイタイ党)」が、選挙戦で大麻医療の合法化を公約にしていたことがあげられるでしょうネ。
<党首として党を引っ張ったアヌティン氏>
同党の党首は、現在のアヌティン保健相です。現在のプラユット政権は連立与党第三党で
成り立っていますが、同政権にはタイ誇り党がキャスチングボートを握っていましたから。
同党は2000年代半ばまで政権を担った旧タクシン派政権に所属した地方の有力政治家らが結成。
よって 経済界にも強い影響力を持つといいますから、現政権にも強みになっているようです。
<同イベントで挨拶するアヌティン保健相>
アヌティン保健相、今や時の人ですネ。コロナウイルス感染、ワクチン接種、そして大麻の医療
合法化活動と、毎日のようにマスコミに追われています。 次期首相候補にまで噂されています。
ところで、大麻の規制緩和が進んだことで、タバコ農家がタバコ栽培から大麻栽培にシフトする
という話も進んでいるようです。 タイ・タバコ専売公社が農家から購入するタバコ葉が年間
3,000万から1,300万㌕に減少しており、その代替にしようとする政策だそうです。 北部
チェンライではケシ畑をコーヒー園に変え、今度はタバコから大麻栽培に変えるとは(苦笑)。
<高さ150センチ、幅60センチの大麻自動販売機>
でも一番驚いたのは、東部ラヨーン県で大麻料理をスタートさせたタイ料理店に、大麻入りの
コーヒー自動販売機が設置されていることです。大麻が入ったコーヒー・ココア・ミルクティーが
20バーツで売られているんですって。同販売機の所持者ワルトさん(33)は、マリファナの
研究者である親戚と大麻コーヒーを開発。 まろやかな味わいに仕上がっているといいます。
大麻が入った食品が、こんなに身近になって来て大丈夫かなぁ~ 心配しています。
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