昨日の男子ツアー「平和PGM選手権」での最終日、ショーン・ノリス選手(南アフリカ)に
6メートルのイーグルパットを沈められては、バーディを決めていた片岡大育プロも “自分は
やることはやった” と諦めるしかありません。ライブでの優勝争いは 本当に面白いですよネ。
でも、ひそかに応援していたのは、身長158センチと小柄ながら馬力もあり、正確なショットが
武器の比嘉一貴プロでした。 今年はアジアンツアーの下部であるADTツアー(アジア
デベロップメント ツアー)を主戦場とし、今年 東北福祉大を卒業したばかりの23歳の選手です。
前々週に主催者推薦で出場した「ブリヂストンオープン」で9位タイに入り、トップ10の資格で
翌週の「マイナビABCチャンピオンシップ」に出場。そこでも6位タイと好結果を残しました。
今回も地元沖縄出身ということで推薦出場でしたが、9位(378万円)と、いずれもベストテン入り。
立派です。実力がついていなければ、こうはなりません。ADTツアーで鍛えられているんでしょうネ。
A
実は ここまで来るまでに いくつかの悔しい思いをしています。
一つは 昨年11月に行なわれた今季のツアー出場権をかけた戦い、日本ツアーのサードQTの第2
ラウンドで、スコア誤記で失格となっているんですネ。そして翌年1月に行なわれたアジアンツアーの
QTでは、最終ファイナルで35位タイまでに与えられるシード権を45位に終わり、アジアンツアーでも
出場権を得られませんでした。いずれも東北福祉大学在学中でのことでした。それで、今年3月に大学
卒業後、ADTツアーを主戦場としているという次第。それを見聞していたので、気になっていました。
<ADTツアー「BTI オープン」で初優勝!>
タイからADTツアーを見守っていましたら、5月にバングラデシュのクルミトラGCで行なわれた
ADTツアー「BTI オープン」に出場した彼は、4日間トップを守り、トータル 17アンダーで
逃げ切って初めて勝利を手にしました。ADTツアーでは過去に橋爪光彦・高橋賢・竹安俊也プロ、
今年3月の「OBゴルフ招待」を制した長谷川祥平プロが勝利を挙げており、比嘉一貴プロは
日本人史上5人目の優勝者に … 今、一所懸命に自らの手で運命を切り開いている最中です。
勿論、プロになって日本と海外を含め初めての勝利でした。賞金は1万500ドル(約115万円)と、
アジアの下部ツアーですので少ないんですが、優勝した週の月曜日23日は彼の誕生日でした。
バングラデシュでの一週間は特別なものになり、記憶に残る初優勝で嬉しかったしょう。
比嘉一貴プロのこと、もう少し書きたいんですが、長くなるので明日に続きます ・・・
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