来年の日本ツアー、４人のタイ人プロがシード権を 獲得！

　　
　日本の国内男女ツアーの中で、今では タイ人プロゴルファーの地位と実力が兼ね備えて
きましたネ。　来年は、タイ人プロ・男女４名の日本ツアーでのシード権獲得が決まっています。

まずはお馴染プラヤド・マークセン選手です。　今年、優勝した選手や賞金ランク上位選手だけの
特別な大会である 「ゴルフ日本シリーズＪＴカップ」 の最終戦で、大活躍と凄かったですよネ。　

　

９アンダーで優勝した宮本勝昌プロに迫る８アンダー２位に入り、２位で獲得した賞金が1,500万円、
年間の賞金ランキングも26位 （約3,981万円） から17位の約5,481万円に アップさせました。　

日本男子ツアーは近年、藤田寛之・片山晋呉・宮本勝昌プロらベテラン勢が頑張っているので、48歳の
マークセン選手も 引っ張られているのかも知れません。　それにしても、最終戦で素晴らしい活躍です。

彼自身 シニア入りしたら、アメリカのチャンピオンズツアーに 挑戦したいと思っているそうですが、　
それまでは日本で頑張るとコメントしています。　優勝はともかく、まだまだやれるでしょう。

　　　

　そして 女子では、今年通算２勝目を 挙げたＯ・サタヤ選手が、安定した力を 発揮しました。　
17位となり 約5,532万円を　獲得し、昨年よりランクも獲得賞金もアップさせています。　

初優勝した昨年は、Ｏ・サタヤと言っても 「誰？ それ？」 という感じでしたが、今年の開幕戦で
２勝目を 挙げて以来、各ツアーでも上位に入ることが多くなり、“タイ人女子プロ Ｏ・サタヤ” は、
随分と知られるようになりました。　すっかり日本での地位を 確立した感じ。　来年 ２勝はしたいネ。

　男子は60位までが第一シードですが、60位に、キラデク・アフィバーンラト選手が58位 （約1,698万円）、
タンヤコン・クロンパ選手も60位 （約1,621万円）と、二人が第１シート権を 獲得しています。

　

アフィバーンラト選手は、コーチである師匠の突然死で 今年の中盤まで出遅れ、日本試合は５試合
しか出場していません。　そんな状況下での58位は立派でした。　流石、昨年のアジア賞金王です。

アフィバーンラト選手の１年後輩になる24歳のクロンパ選手は、昨年のＱＴ戦で13位に入り、今年は
初めての日本ツアー参戦であり、16試合の出場で勝ち取ったシート権は、これも素晴らしかったです！

さらに、先週 行なわれたアジアンツアーの 「インドネシアオープン」 で、優勝した Ｐ・ハリントンの
16アンダーに 次ぐ14アンダーで、単独２位に 入って、アジアンツアーの賞金ランキングも163,812ドルで

　

20位に躍進。　アジアンツアーのシード権も獲得したことになります。　日本ツアーでは16試合、
アジアンツアーでは たった６試合での出場でしたからねぇ～　大したもんです。

　来年の日本ツアーでの４人は 非常に楽しみですが、特にタンヤコン・クロンパ選手は
初優勝も夢ではないでしょう。　日本の読者の皆さんも 是非 覚えておいて下さいな。　　



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