いやぁ~ 驚きますねぇ~ タイの日本食レストランの数が、2千店を 超えたようですよぉ~
昨年6月時点で、海外にある 「日本食レストラン」 の店舗数は 約5万5千店、その内アジアで
2万7千店と言われていました。 タイはアジアの1割を 含めるようになったんですねぇ~
日本食レストラン海外普及推進機構タイ国支部とジェトロ・バンコク事務所が、共同調査を
実施し、今年の6月で 2,126店にとなり、昨年4月から約18% 増加したと 報道されました。
バンコクが14.0%増の1,415店、地方が25.8%増の711店となり、相変わらず積極的な出店が続き、
日本食ブームが止まりそうもありませんネ。 タイ人の日本ツアーが増えて、尚更でしょう。
タイにおける日本食レストランの市場化は、1980年代半ばとされ、日本企業による対タイ投資が
活発化するにつれ、バンコク市内の大手ホテル内に高級日本食レストランの開店が相次ぎました。
2000年になり、タイ人資本によるブッフェスタイル 「OISHI」 の日本食レストランが開店し、連日
メディアで紹介されて、国内の日本食ブームに拍車がかかり、毎年20%~30%の市場拡大が実現。
このような背景には、こんな三つの要因が上げられています ・・・
* 日系食品企業の進出により、調味料や小麦粉など サポートされるインフラが充実してきた。
* 日本食の普及につれて、他の店舗で調理経験を 積んだタイ人シェフが増え、これらの料理人を
雇用することで、コスト削減が可能となり、メニュー価格に転嫁できるようになった。
* タイ人の嗜好にとって、日本食は西洋料理よりも親しみやすく、タイ人の健康志向にマッチしてきた。
これだけ日本食レストランが増えると、日本人が8万人いるといっても、タイ人に来てもらえなければ
お店は成り立たないでしょうネ。 特にタイ人が好む一品料理であるラーメンや丼物は、タイ人の嗜好に
合わせる必要があるんでしょう。 今や ラーメンは、タイ語の一つになるくらい知られています。
バンコクを 中心にご当地ラーメンなど約200店が進出し、タイ人経営の日本風ラーメン店も含め、
国内には300店ほどあるようです。 まさに ラーメン店は、しのぎを 削っている状態です。
昔からのタイ ラーメン風に較べれば5倍前後と割高ですが、所得水準が上がるにつれ人気となり、
ここ近年 日本からの進出が相次ぐようになりました。 最近は和歌山ラーメン・愛知県の知多
ラーメン・横浜家系ラーメン … … 等々、珍しいラーメンも増え メニューも細分化しているとか。
ラーメンの話、もう少し書きたいのですが、長くなりますので明日に続きます ・・・
タイでは、現地の所得水準が上昇し、日本での価格がそのまま、現地価格として商売になるようになったことがタイ進出の大きな要因になっています。
日本は人口減少で内需産業は先細りの一途でしたが、内需産業の代表である日本食レストランが海外に活路を見いだせるような環境になり、日本経済も少し明るくなってくるやもしれません。
しかし、タイでの日本食価格が日本国内並みの水準になった結果、物価の安さを求めてタイで年金生活を送るロングステイ日本人にとっては、日本食が高嶺の花になりつつあります。
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貴重な情報を 有難うございました。
お蔭様で、見逃していた番組を 観ることができました。