タイでの苦々しい思い出？ ①

昨日の夜、夕食を友人と済ませスクンビットのアパートメントへ帰宅途中に、タイ人同士の喧嘩があり、警察官に数人が
連れて行かれました・・・　今だからお話しできますが、昔の昔　若し頃ワタクシもそんな経験があり、この光景を見て
鮮明にそのことを思い出しました・・・

まだバンコクへ着て数ヶ月の25、6歳の時で、バンコクはこんなに楽しいところか、と遊びまわっていた良き時代の頃でした。
まだ日本人も5千人程度しか居ない頃で、タイ語もほぼ解らなかったのですが、若い日本人は少なかったのか、
はたまた、ワタクシがハンサムだったのか？我ら日本人は非常にモテまして、先輩に連れられて青春真っ只中を
謳歌していました。

ある晩、散々飲んだあと、一人で帰宅する途中、タイ人の男女のカップルとすれ違い、その女性は、サニーシャトーという
当時の高級ナイトクラブの女性で、よく知っている子でした。（何もありません！知っているだけです）
ですから、酔いも手伝って気軽に声をかけました。すると、何を勘違いしたのか、突然ワタクシに殴りかかってきました。

ボコボコ殴られて、気がついてみると、なんと留置所のような所におりました。後になって分かりましたが、
そこはバンラックという場所です。その頃はタニヤという通りは、まだ出来ていませんで、パトポン通りが
この界隈の飲み屋街でした。当時この界隈で起きた事件？などは、このバンラック管轄だそうです。

彼女のお休みの日で彼氏とデートしていたのでしょう。ワタクシが親しげに声を掛けたことに嫉妬したのか、逆上した有様です。
その当時から、タイ人男性のヤキモチは半端じゃないよ、教えられていたことを、身をもって体験したわけです。
でも　もうあとの祭りです。なぜか？ワタクシだけ　こうして留置所に連れられて来てしまいました。痛いのなんのって、
そんなことはすっ飛んで、これからどうなるのか、頭の中は真っ白です。真っ白というのも初めての経験です。
もちろん　酔い、なんてさっぱり醒めています。

通常、外国人が警察に麻薬所持、買春、傷害、賭博などで逮捕、拘束された場合どうするか。
ワタクシの場合は傷害に入るのでしょうが、まず、保釈を申請し、重罪でない限り保釈が認められるようです。
保釈金は罪の軽重により変わリますが、そういう事態にならないようにするのが最良だそうです。

が・・・そんなこと、言葉も英語もタイ語も通じず、いきなり5、6畳ある二つの部屋のひとつに入れられました。
いや、ぶち込まれました！日本でもそうなのでしょうが、身の回りの物、すべて没収されてのチェックイン？です。

すると、部屋にいたリーダーらしき男が、タイ語で何をした？と聞いているのでしょう。手振り身振りで、なんとか
殴られて連れてこられたことを伝えると、そのリーダーは何やら見張りの警察官に伝えると、今度は隣の部屋に入れられました。
どうやら　最初に入った部屋は犯罪の重い者が入る部屋で、ワタクシのような喧嘩などの傷害者は二つ目の部屋のようです。

そこで歓迎してくれたのは、どす黒い匂いと酒臭さ、そして酔っ払ったアメリカ人でした。
How are you ?　 だって・・・　そんな呼びかけに答えられずに、ホント　ふざけるな！という気持ちです・・

―　明日に続く　―


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト