オフになると、タイにゴルフ合宿に来ていた上平栄道プロが、来年のシード権を 喪失しました。
国内男子ツアーは、最終戦の 「ゴルフ日本シリーズJTカップ」 は、賞金ランキング上位者など
30名のみの出場となるため、ほとんどの選手が 「カシオワールド オープン」 が、最終戦です。
いやぁ~ 残念です。 その 「カシオワールド オープン」 の二日目が終了した時点で、上平栄道プロは
予選落ちとなり、賞金シード選手4人のシード陥落が決定し、そのうちの一人でした。 4年連続
シード権を 保持してきたんですがねぇ~ 賞金ランキング88位では厳しかったですネ。
<後は12月のQT戦に臨む上平栄道プロ…>
男子ツアーの場合、来年からはツアートーナメントの出場資格制度が変更されます。 75位までは
シード選手として扱われますがが、上位60位までの第1カテゴリーと、61位~75位の第2カテゴリーに
区分されます。 今年のシード選手同様の権利が与えられるのは第1カテゴリーまでで、第2カテゴリーは
シーズン途中の出場資格順位の見直しの対象者となってしまいます。 是が非でも60位に入りたいですよネ。
第1カテゴリーのボーダーラインは、おおよそ1,600万円でしょうか。 第2カテゴリーは、おおよそ
1,100万円くらいかな。 1ストロークの違いで獲得賞金額が大きく変わり、天国と地獄の差が出ます。
1ストロークの違いと言えば、二週間前の 「伊藤園レディス」 では、前田陽子プロと
大城さつきプロのシード権を 持たない選手どおしのプレーオフとなりましたよネ。
その結果は 単に優勝者と優勝できなかった選手を 決めただけではありませんでした。
優勝した前田陽子プロは、優勝賞金1,800万円を 獲得し、34位に駆け上り (約2,921万円)、一挙に
来季のシード権を 獲得しました。 一方 優勝を 逃した大城さつきプロは、獲得賞金 約880万円で、
シード権の金額には届きませんでした。 プレーオフの1打の差で、この違いです。
<大城さつきプロは1打の差で地獄を 味わうことに…>
しかも前田陽子プロは、現在 行なわれている 「ツアーチャンピオンシップ リコーカップ」 に出場し
来年のことなど気にせず、のびのびとプレーしています。 大城さつきプロはといえば、三次QT戦で
敗退が決まってしまい、来年の出場は一部の試合のみです。 ホント一打の重みを 痛感しますよネ。
さて、男子ツアーで来年の賞金シード権を 失った他の3人は、昨シーズン初シードを 獲得した
河野祐輝プロ (87位)、過去 10 回賞金シードを 獲得した経験のある野仲茂プロ (96位)、
3年連続シード権を 保持中だった金聖潤プロ (105位 韓国) でした。
<平本穏プロ、どこまでのびのびとプレー出来るか…>
反対に大逆転で賞金シードへ滑り込む可能性を 見せているのが、三日目を 終わって首位タイの平本穏・
今平周吾プロですネ。 でも今平周吾プロは、下部のチャレンジツアーで賞金王に輝いていますから
来季のレギュラーツアー出場の権利を 手にしています。 平本穏プロは、現在の賞金ランクは100位。
ファイナルQT戦に敗退していますので、今大会しかチャンスがありません。
今回もウェイティングからの繰り上げで出場しています。 最終日を のびのびプレーできれば
良いんですがねぇ~ 天国と地獄の差、一打の重みに注目です。
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