バンコク市内の物乞いビジネスを 見分けるには ・・・

　　
　昨日、デモ行進中 爆発物を 投げつけられた事件で、重傷を 負った男性が 病院で亡くなりました。

反政府デモ隊が 「バンコク封鎖」 と称しての死者は初めてで、40人以上が負傷しています。
11月から一連のデモを めぐる死者は９人になり、負傷者は100人以上になってしまいました。　　

デモのリーダーであるステープ氏は 「事件は警察がデモ隊を 退散させようとして起こした」 と言えば
一方、政府のスラポン副首相 （治安担当） は、不審な点があると自作自演の可能性を 指摘しています。

　
　　＜この画像は 軍事パレードとは関係ありませんが…＞

そんな中、18日はタイ国軍の記念日であり、バンコク郊外で軍事パレードが行なわれていました。　
軍によるクーデターも噂される中、戦車や兵士約５千人が動員されましたから、ニュースを 見ただけで
緊迫感が流れますよネ。　反政府デモによる混乱が、そろそろ２カ月になりますからねぇ～

　さて、昨日の続きでした。　本当に働けなくて頑張っている物乞いの人の話でしたネ。

昨年でしたか、急性灰白髄炎 （ポリオ） で、足と言葉が不自由になり、物乞いで生計を 立てている
タイ人男性、イヤムさん （63） が、生活と物乞いの場であるタイ中部のナコンパトム県のライキン寺に
約100万バーツ （約310万円） 近くを 寄付し、話題となりました。　

　
　　 ＜イヤムさん本人は寺の中で質素に暮らしている・・・＞

イヤムさんは 過去30年以上、ライキン寺で毎年　数千～数万バーツを 寺に布施してきました。
昨年は、縁起の良いとされる９を 並べて、99万9,999バーツを 寄付した上、自腹でタイの人気演歌
歌手による無料コンサートを 開くなどしたので、タイの新聞・テレビで大きく報じられた次第です。

イヤムさんの１日の収入は、タイの経済成長とともに年々増え、最近は１日２千～３千バーツに
上っていたとか。　メディアに取り上げられてからは６千～７千バーツまで増えたといいいます。

　
＜僧侶には金銭を 渡せないからイヤムさんにあげるのかな…＞　

にわかに 信じられない話ですが、タイのテレビ報道では、イヤムさんが穏やかな性格で収入の殆んどを
寺に寄贈していることと、驚くほどの高収入だという２点を 大きく取り上げていたそうです。

この報道によって、物乞いを 装って沢山の一般人がやって来て、寺の方で追っ払った、という笑い話も
残っています。　このような話ばかりなら良いんですが 市内の 「物乞いビジネス」 には困ったものです。

　
　　　　　＜こんなタイとの国境で捕まったのかな…＞

　これも昨年４月のこと、カンボジアと国境を 接するサケオ県の国境地帯で、子供を 含むカンボジア人
28人が不法入国の疑いで逮捕されました。　「タイで働くために陸路で入った」 と述べていましたが、
子供が多いことが不自然であり、これらの子供を バンコクで物乞いさせようとしたと再逮捕しています。

　余り 良い話ではありませんが、ビジネスかどうか 見分けるには、食べ物を あげると分かるようですヨ。
ビジネスで物乞いを やっている者には、ノルマがありますから食べ物では嫌がりますが、困っている
人は 本当に喜んでくれるようです。　　ここまで出来ませんけどねぇ～　　　



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト