タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

手嶋多一プロの優勝とアフィバーンラト選手の復活!

2014年06月09日 | タイのプロゴルファー
  
 男子ゴルフの今季国内メジャー第1戦 「日本プロ選手権日清カップ」 は、首位から
出た手嶋多一プロ 45歳が 逃げ切り、7年ぶりのツアー7勝目を 飾って終了しました。

メジャー制覇は、2001年の 「日本オープン」 以来 2度目。 「日本オープン」 と 「日本プロ」 の
2つの公式戦で優勝を 果たした選手は、手嶋多一プロで20人目。 「日本オープン」 の時は
32歳で、その頃と勢いも違ったでしょうから、中年になっての優勝は嬉しいでしょうねぇ~

  
<この優勝で完璧なトンププロになった手嶋多一プロ…>

守り続けているシード権も今年で18年目を 迎えますが、この優勝で 5年シードを 貰えますので
50歳までシード権があることになります。 レギュラーで戦い続けて、そのままシニアへ移行という

理想的なゴルフ人生となりそうです。 これからの5年間は、体力的にも連戦が厳しくなるでしょうから
手嶋多一プロにとっては、最高なご褒美でしょうネ。 この優勝で、完璧なトッププロになりました!

 
 <欧州ツアー初優勝のキラデク・アフィバーンラト選手…>

 ところで、今回の 「日本プロ選手権日清カップ」 で、何より嬉しいのは、タイの若武者 キラデク・
アフィバーンラト選手 24歳 が、今年初めて日本ツアーに参戦したことです。 結果、4オーバーの
28位 (96万5千円) でしたが、元気な姿を 見せてくれてホッとしています。 

キラデク・アフィバーンラト選手と言えば、毎年 日本とアジアンツアーとの掛け持ちで、日本での
出場試合は少ないんですが、毎試合 堅実な成績を 挙げてシード権を 守っている選手です。 

 

昨年は 「日本ゴルフツアー選手権」 でも2位に入り、アジアンツアーでも大活躍でした。 欧州ツアー
との共催競技 「メイバンク・マレーシアンオープン」 で優勝。 米ツアーと共催の 「CIMBクラシック」
では3位になって、獲得賞金が100万ドルを 超え、アジアンツアーの賞金王に輝いています。

 そんな大ブレークした彼は、今シーズンは海外と日本の試合で3試合しか出場していません。 
どうしたんだろうと 思っていましたら、こんな裏事情がありました ・・・
彼の幼少から長年のコーチであったナトパシット氏 58歳 が、昨年12月に急死してしまいました。

 
   <トンチャイ選手から励まされましたが…>

多くの時間を 一緒に過ごしてきた師匠の死は、精神的にも自分のゴルフにも大きな影響を 与えて
しまったようです。 師匠が亡くなってからは、何日も眠れず自分の父親を 亡くしたかのように
感じ、ゴルフの確信めいたもの 全てを 失ってしまった、というくらいのショックだったそうです。

そのショックからメンタル面もスイングも、滅茶苦茶になってしまいましたが、新しいコーチも決まり
ようやく 立ち直ったようです。 新コーチは、タイ・ナショナルチーム時代の同僚で ポンペック・
サラプッティ氏。 彼もプロを 目指していましたが、怪我でゴルフを 止めざるを 得なかった元選手です。

 
 <ナショナルチーム時代に池田勇太少年と彼らの名前も…>

昔からアフィバーンラト選手のゴルフやスイングを よく知っていて、そのスイングに僅かな変更を 加え
それが上手くいっているようですからもう安心です。 潜在能力を持った選手だけに、本当に良かったです。
 これからのキラデク・アフィバーンラト選手に期待しましょう。  



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿