プラユット陸軍司令官は、タイの歴史上の人物になるやも知れませんネ。
実にいろいろな方面の仕事を テキパキとこなし、そのスピード勘は目覚ましいとの評価です。
先週末には 3,500億バーツの水処理プロジェクトに関して、妥当性のある実施を 定める為として
同プロジェクトを 棚上げ しています。 再度、資料を まとめ、議会経済部門に提出するように
各国家機関に命令。 このように 多額な予算がかかる議案なども総チェックしています。
絶対権力を 掌握し、野党というものが存在しないわけですから、速度感は絶対にありますよネ (笑)。
経済界に君臨してきた大先輩が 「プラユット氏は、2006年にタクシン政権を つぶした軍事クーデター
以降のタイ政治を じっくりと観察し、どのような改革が必要なのか、その方向性についてシッカリと
研究してきた土台がある。 彼の進めようとする改革は 単なる思い付きではなく 十分に根拠がある」 と。
また 軍は、以前から諜報活動を 行なってきており、いろいろな事実を 把握しているのでしょうネ。
今回 タクシン派の政治家や幹部を 黙らしたのも、そんな諜報活動の賜物でしょう。
考えれば、インラック政権に従順な者が警察幹部に抜擢されてるから、政権に対して捜査やチェック
などしません。 警察幹部はだらしがない、と言うより 必然的にそうなって 捜査などもっての外でした。
先週、プーケットで 悪質なタクシー運転手とその元締めら73人が、違法営業として逮捕されました。
メーターの不使用やボッタクリを 観光客がクレームしても、タクシー マフィアと呼ばれる元締めと地元
警察がくるんでおり、なかなか解決しなかったんです。 こうした強硬策に出られたのも、軍の介入により
地元警察が何もできなくなったと見られています。 これも軍事政権の副産物ですよねぇ~
あんな強面で、ぶっきらぼうなプラユット陸軍司令官ですが、「今、行なっている活動は、タイ人に幸福を
戻す活動であることを 伝えなければならない」 と、“タイに幸福を 取り戻す歌” を 作ったそうです。
陸軍音楽指揮官と専門家が 詞と曲を 編集・編曲し、テレビ放映されるようです。 もうされたのかな?
歌詞は下記ですが、動画はここですので、動画を 観ながら歌詞も読んでみて下さい。
国家と国王、すべての国民が危機を 脱する日まで
心を 込めて統治管理せしめよ、これこそが誓いの言葉
今は、国民に対立抗争の危機あり、それは、機会を 伺い、燃え盛ろうとする
介入することを 許せ、手遅れにはならぬだろう
愛を 取り戻すため、どれだけ時間が必要なのか
しばし待ってくれぬか、仲たがいを 越えよう
我ら、約束を する、しばし一時の時間の猶予を
しからば、美しい国が戻って来よう
我らに誠実に遂行せしめよ、汝、国民に幸福を 取り戻させよ
今は、疲れるまでしなければならないことも、わかっている
危機と闘わせよ
国と軍は負けることを 許さない、これは約束だ
今は、国民に対立抗争の危機あり、それは、機会を 伺い、燃え盛ろうとする
介入することを 許せ、手遅れにはならぬだろう
国は、間もなく良くなり、タイ国に幸福が戻るだろう
どうでしょう。 プラユットさんの心情が伝わってきませんか?
私は涙が出そうになりました ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
昨日はホンダも政情不安を理由に、既に計画していたロジャナ工業団地への新規投資凍結を発表しています。
プラユット氏は早く間違いに気付いて欲しいものです。
米国がいち早く軍事支援を凍結したと言っているのは、ウクライナ問題のカモフラージュなのよ。
米国はロシアに反対しているだけではないんだという姿勢を見せたいだけ。
裏では、ちゃんとタイの軍事政権の親分と打合せしているのでご安心を。
しかし、あちこちの国と戦争に関わっている米国に、なんだかんだ言われたくないだろうな。
ホンダだって、今は夜間の稼働ができないから、一時凍結と言うこと、そのうちやりだすよ。
タイの国では、クーデターという言い方がおかしいのかも知れないな。他の言い方はないかしらね。
タイの国をもう少し理解してから軍事クーデター云々を言いましょうや。
ロイター 6月11日(水)8時39分配信
タイ投資促進委員会(BOI)は10日、今年1─5月の国内外からの投資申請額が前年同期比42%減の3080億バーツ(95億ドル)だったと発表した。5月下旬のクーデターに至った国内の長引く政治的混乱が落ち込みの背景。
BOIのウドム長官によると、海外からの投資申請は前年同期比10%減の2300億バーツ。うちタイ向け投資で最大の規模を誇る日本は728億バーツに減少した。同長官は前年同期の日本の数字を明らかにしていないが、BOIのホームページによると、1680億バーツとなっており、57%減少したことになる。
これが現実なのよ。
そのうち経済界から不満が爆発するでしょうね。
前2回のクーデターを見てきた私ですが今回は全然違います。まだ軍政は始まったばかりで希望的観測しかできませんが彼の人間性とこれまでの仕事の進め方をみると、この人ならもしかすると憂国の士として名前が残るかもしれませんね
こんな数字は昨年末から懸念されているわけ。
これ以上経済が不安定になってはと、プラユット氏が立ち上がったわけ。
だからクーデターしかないとなったわけ、わかる?
こんな人の数字を持ってきて、わかったような言い方は・・・?
ここは個人的な意見を ぶつかり合せる場所ではありませんので、宜しくお願いします。
そしてプミポン王を 敬う気持ちでは、右に出る人はいないそうですよ。
今までもそう感じてきましたが、今回はタイ国民や国際社会の動向を見ていると特にそう思ってしまいます。