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1997年以降、女子プロテストでトップ合格者の優勝者は11人!

2023年04月27日 | 日本のゴルフあれこれ

 昨年のプロテストでトップ合格を果たした神谷そらプロが、プロデビューから 僅か

8試合目の「フジサンケイレディス」で初優勝を飾りました。同期では優勝一番乗りと

なりましたが、トップ合格で優勝した選手は、1997年のプロテスト以降 彼女で11人目。

 

では、他にトップ合格を果たした、どんな選手が どんな活躍をしたのでしょう。

{e! Golf } というゴルフマガジンが、その選手たちの戦績を掲載していました。

 

現在、下部のステップアップ ツアーに出場しているタイの O・サタヤ選手も2011年に

トップ合格し、その後日本国内で3勝していますネ(ステップアップでは昨年1勝)。

 

 <2011年は 中央にサタヤ選手、上段左二人目に福田真未プロ、右に工藤遥加プロが>

トップ合格というと、翌年からすぐに活躍できそうですが そうでもありません。 でも

1997年のプロテスト以降 チェックしてみると、1998年トップ合格のハン・ヒウォン選手

 

(韓国)は、翌年2勝を挙げて賞金ランキング5位と活躍し、その後、米国女子ツアーに

主戦場を移して6勝をマーク。 日本ツアーで切っ掛けを掴んで世界へ羽ばたきました。

 

2001年トップ合格のウェイ・ユンジェ選手(台湾)は、通算4勝、04年の上原彩子プロは

通算3勝を挙げ、13年からは主戦場を米国女子ツアーに移し、今も米国でプレーしています。

 

 <有村智恵プロは1大会でアルバトロスとホールインワンを達成したことも>

通算14勝の有村智恵プロも06年にトップ合格していますネ。有村プロから服部真夕プロ

(通算5勝)、黄アルム(韓国、通算5勝)、吉田弓美子プロ(通算7勝)と四年連続でトップ

合格者が優勝を飾っていました。そして11年のサタヤ選手、16年の永井花奈プロ(通算1勝)、

 

21年の尾関彩美悠プロ(通算1勝)が、昨年の「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」で

初優勝を飾ったことは記憶に新しいですよネ。 そして、尾関プロと同い年で一度不合格の

悔しさを味わっている神谷そらプロが「トップ合格から優勝」の流れを受け継ぎました。

 

97年から22年の25年でトップ合格者数は、トップタイが8回あり、延べ33人になりますが、

うち11人が優勝し、ちょうど三人に一人という確率です。二番目に多いのは3位と6位の

 

9人ですから、11人というのは順位別では最多の人数です。さすがトップ合格者は、実力も

伴っていました。しかし、活躍できずゴルフ競技から去った女子選手も多いですからねぇ~

 

 <識西諭里プロ>

昨年、スペインで行なわれた欧州女子ツアーのQスクール(予選会)で、5日間トータル

3アンダーの17位タイに入り、見事 今季出場権を獲得した識西諭里プロ(おにし ゆり26歳)は、

JLPGAのプロテストを7度受験していますが、合格できていません。 次回に続きます。  



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