昨年のプロテストでトップ合格を果たした神谷そらプロが、プロデビューから 僅か
8試合目の「フジサンケイレディス」で初優勝を飾りました。同期では優勝一番乗りと
なりましたが、トップ合格で優勝した選手は、1997年のプロテスト以降 彼女で11人目。
では、他にトップ合格を果たした、どんな選手が どんな活躍をしたのでしょう。
{e! Golf } というゴルフマガジンが、その選手たちの戦績を掲載していました。
現在、下部のステップアップ ツアーに出場しているタイの O・サタヤ選手も2011年に
トップ合格し、その後日本国内で3勝していますネ(ステップアップでは昨年1勝)。
<2011年は 中央にサタヤ選手、上段左二人目に福田真未プロ、右に工藤遥加プロが>
トップ合格というと、翌年からすぐに活躍できそうですが そうでもありません。 でも
1997年のプロテスト以降 チェックしてみると、1998年トップ合格のハン・ヒウォン選手
(韓国)は、翌年2勝を挙げて賞金ランキング5位と活躍し、その後、米国女子ツアーに
主戦場を移して6勝をマーク。 日本ツアーで切っ掛けを掴んで世界へ羽ばたきました。
2001年トップ合格のウェイ・ユンジェ選手(台湾)は、通算4勝、04年の上原彩子プロは
通算3勝を挙げ、13年からは主戦場を米国女子ツアーに移し、今も米国でプレーしています。
<有村智恵プロは1大会でアルバトロスとホールインワンを達成したことも>
通算14勝の有村智恵プロも06年にトップ合格していますネ。有村プロから服部真夕プロ
(通算5勝)、黄アルム(韓国、通算5勝)、吉田弓美子プロ(通算7勝)と四年連続でトップ
合格者が優勝を飾っていました。そして11年のサタヤ選手、16年の永井花奈プロ(通算1勝)、
21年の尾関彩美悠プロ(通算1勝)が、昨年の「住友生命Vitalityレディス東海クラシック」で
初優勝を飾ったことは記憶に新しいですよネ。 そして、尾関プロと同い年で一度不合格の
悔しさを味わっている神谷そらプロが「トップ合格から優勝」の流れを受け継ぎました。
97年から22年の25年でトップ合格者数は、トップタイが8回あり、延べ33人になりますが、
うち11人が優勝し、ちょうど三人に一人という確率です。二番目に多いのは3位と6位の
9人ですから、11人というのは順位別では最多の人数です。さすがトップ合格者は、実力も
伴っていました。しかし、活躍できずゴルフ競技から去った女子選手も多いですからねぇ~
<識西諭里プロ>
昨年、スペインで行なわれた欧州女子ツアーのQスクール(予選会)で、5日間トータル
3アンダーの17位タイに入り、見事 今季出場権を獲得した識西諭里プロ(おにし ゆり26歳)は、
JLPGAのプロテストを7度受験していますが、合格できていません。 次回に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます