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タイにも「道の駅」ができるらしいよ ・・・

2015年10月12日 | タイの名所、名物、料理
  
 タイはGDPの10%が観光業で、今年は、昨年の2,550万人を上回る2,880万人の観光客の
来タイを目指し、経済が調子悪いですから さらに 伸ばそうとしています。昨日からの続き。

しかし 政府観光庁は、これに頼り過ぎてはいけない、海外観光客への依存度を下げようと、国内
観光市場の振興を推進し始めましたネ。例えば、総額が1億4,800万バーツの予算でタイの主な

 
  <今の地方の休息所はセブンイレブンかな …>

道路沿線に148ヵ所の観光客休憩所を設置する計画を打ち出しています。タイ各地の観光機関は
積極的に地元の特色ある商品を押し広め、より多くの国内観光客を誘致するのが狙いです。

タイ国政府観光庁のタワチャイ長官は、「現在、タイ国内観光市場の収入は観光業界全体の30%を
占めている。観光庁は向こう4年間で、この割合を40%まで高める計画だ」と意気込んでいます。

そう言えば、観光庁は日本の「道の駅」をタイに導入することも検討しているようです。国内外の
観光客を地方に呼び込み、一村一品運動(OTOP)製品の拡販も目的にしています。すでに「12の
隠れた宝石」と称し、ラチャブリー、トラート、ナコンシータマラートなどのエリアで観光促進

 
 <タイもこんなイメージで道の駅があったら良いね…>

プロジェクトを開始しており、タイ版「道の駅」を まずは年末までに、この12県に設置予定とか。
日本のように多くの内外の観光客が集まれば良いですがねぇ~ ・・・

一村一品運動(OTOP ― One Tambon One Product)とは、政府が推奨する指針の一つですが、これは大分県の
一村一品運動をモデルとして、タイ国内の各タンボン(Tambon タイ語で、村に近い意味)に最低でも一種類の
主要製品を持たせ、農村の自主自立と潜在能力の育成を通し、地域経済を活性化させるのが狙いです。

タイは1960年代以降、急速に経済成長を遂げてきましたが、一方農村では、都市部との収入格差や貧困
問題が生じてきました。その結果、タイの経済は、不均衡な二重構造ができ大きな悩みでもありました。

 

この問題を解決するため、タクシン元首相の指導の下、タイ政府は、貧困層の収入源確保、拡大に
重点を置いた持続的な政策(一村一品運動OTOP)を、2001年に首相に着任した後に打ち出しました。

一村一品運動の製品は 環境保護、伝統工芸や文化などを活かしながら、その土地の原材料や資源を用いて
管理・生産され、今ではかなりレベルの高いクオリティとなり、逸品となっているモノも多いんですネ。

何かと悪く言われるタクシン元首相ですが、結構 歴史に残る施策も行なっており、これもその内の一つかな。

 

OTOPに全国で80県近い7,300以上の村が登録しており、代々受け継がれている伝統の技で地域性を
活かした製品を作り、今では製品の数も3万品目近くなるといいます。空の玄関口である国際空港内にも

お店があり、地域の振興と経済の活性化に繋がっているようです。今度 タイのお土産を物色してみて。
掘り出し物があるやも知れませんよ ・・・ それこそ「道の駅」のお土産にピッタリです!
 タイ政府観光庁は 国内旅行業にも力を入れ始めました。  



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酔っ払いさんへ (nagaichi)
2015-10-18 11:27:50
日本のように、もっと清潔にしたり、するんですかね。
確かに仰る通りです。
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道の駅 (ただの酔っ払い)
2015-10-12 12:01:33
タイのガソリンスタンドが道の駅みたいなものだと思いますが?
ラオスの国道13号線に日本の援助で道の駅を造り客が入っていないのお見たことがあります。
ラオスの13号線は主要国道ですがまだ車の数が少ないので閑古鳥が鳴いていました。 作るにはまだ早かったと思います。
タイではもう必要がないのではないかと思います。
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