今日を持ってコロナ禍の影響で大変な年であった2020年も終わろうとしています。
タイでは12月31日の大晦日、1月1日元日が祝日で、週末にかけ4連休となります。
タイの人たちも私たち外国人も「憎っくき新型コロナウイルス」を押さえ込んで 新年を迎える
はずでしたが、とんでもない事態でお正月が来てしまいました。 第二波が止まりません(悲)。
昨日は感染者が新たに250人確認され日増しに数字が大きくなっています。国内感染は241人で、
チョンブリ県が108人、隣のラヨーン県が53人、バンコク 17人でした。累計の感染者は6,690人
(死者 61人)にのぼりました。東京のように人工密度が高いバンコクが不安視されています。
プラユット首相も29日、感染拡大を懸念して自身のフェイスブックなどで、年末年始の旅行を
禁止していないこともあり「できれば自宅で過ごすように」と呼びかけを行なっていましたネ。
“今年の新年は不要不急の外出を避け、自宅で新年のお祝いは限られた人数で行なってほしい。
止むを得ない外出の際は、混雑した場所への訪問は避け、さらに公共の場所を訪れる場合は
「タイチャナ(店舗訪問顧客追跡システム)」を必ず利用するよう” と、促してもいました。
そう言えば、クラスターの発生地となってしまったサムットサコン県の県知事も感染し、病院に
運ばれています。陣頭指揮を執って現場を回り続けていたそうですから、疲労も重なり感染して
しまったのでしょう。でも、ロックダウンが功を奏して同県の感染は落ち着いてきているよう。
<ホアヒン県知事>
こんなことがあってか、パタヤの対岸で同じくリゾート地のホアヒンでは、感染が広まって
いないにも拘わらず、同県知事が、バー・パブ・カラオケ店へ政令文書で閉鎖を命じています。
閉鎖は今日から1月6日までですが、この営業制限はナイトライフへの先手処置なんでしょう。
タイの県知事には、独自でこれが出来るからコロナも、いち速く押さえることが出来るのかな。
<タイのコロナ対策にタイチャナも(右)>
しかし、急に命令されるバー・パブ・カラオケ店などの経営者、そして、既に年末年始をホアヒンで
迎えようとしている旅行者の人たちは、溜まったもんではありませんよネ。あまりにも急で可哀想。
バンコク都で感染が広まれば、プラユット首相だって再び 夜間外出禁止令やアルコール販売
禁止令を、ロックダウンを発出するでしょう。やはり最善のコロナ防御は「ステイホーム」が
一番です。お正月が過ぎても 何とか しばらくは、ステイホームを守ってほしいものです。
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