昨日、いよいよ 世界アマチュアランキング1位の中島啓太クンが、待望のプロデビューを
果たし「パナソニック オープン」の 第一日目を、中島啓太プロとなってスタートしました。
アマチュア世界最高の青年の記念すべきプロデビュー戦です、松山英樹プロが
デビューした時を思い出させますネ。注目の初日、“1番ティーイングエリアに
<中島啓太プロと呼ばれて連覇なるか>
立った際、手は震えて バックスイングで、ボールが揺れて見えた” なって
コメントしていました。が、3バーディー、ボギーなしの69にスコアをまとめ、
首位に4打差の3アンダー、19位と無難なスタートを切りました。さすがです。
首位に立ったのは、啓太プロより二学年上の桂川有人プロでした。プロトーナメントに
出場以来、初めて首位で初日を終えたそうですが、彼のデビューには、“刺激になる” と
断言しています。最近は他にも22歳前後の選手が どしどし活躍し始めています。男子プロも
こうでなければいけません。中島啓太プロのプロデビューはタイミングもグッドでしたネ。
<吉岡徹治氏と>
2000年生まれの彼は埼玉県加須市の出身です。6歳からゴルフを始め、小学校三年から、
石川遼プロらを輩出した東京・杉並学院高の元ゴルフ部監督で現在、アジアジュニアゴルフ
協会(AJGA)の代表理事を務める吉岡徹治氏主宰のジュニアアカデミーに参加しました。
メキメキ頭角を現し2015年、中学三年で出場した「日本アマチュア選手権」で2位に ・・・
その時に優勝したのが、当時高校二年の金谷拓実プロでした。 二人はその後、ナショナル
チームを牽引する存在になりました。18年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」でも
金谷プロに次ぐ2位でした。 中高生の時期から二人は切磋琢磨していたんですネ。
初めての優勝は、インドネシアのジャカルタで開催された18年の「アジア大会」個人戦で、
日本男子では20年ぶりの金メダルを獲得。 この頃は、腰痛や手の指の骨折などでケガに
苦しんだ時期でもあり、苦難を乗り越えての初勝利だけに涙を流した画像が印象的でした。
日体大に進学後、実績を積み上げて迎えた20年11月に、松山・金谷プロに続いて日本人
三人目の世界アマチュアランキング1位選手に上り詰めました。 21年に日本アマ、
「パナソニックオープン」、JGTO特別賞、アジアアマなどのタイトルを獲得し、21年には
「日本アマ」を初制覇して世界ナンバーワンアマチュア選手の称号「マーク・マコーマック
メダル」を受賞。9月「パナソニックオープン」のアマ優勝以降には「アジアアマ」でも優勝。
22年の今年は、日本のアマチュア選手で初めて同一年に海外メジャー3試合に出場し 9月に、
史上初の二年連続で世界アマチュアランキング1位を受賞してプロの舞台にデビューしました。
<エクセルスポーツマネジメントに加わりました(右)>
現在、タイガー ウッズ選手らが所属する米国のマネジメント会社である「エクセルスポーツ
マネジメント」と契約する唯一の日本人選手です。 第二の松山英樹になる日も近いかな。
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