パタヤの変貌ぶりと その背景には ・・・

　　
　昨日からパタヤに来ています。　今週末から 友人一行がバンコク近郊とパタヤでゴルフ合宿と
称して、５日間 毎日ラウンド、パタヤも二泊しますので その下見に ちょっくら やってきました ・・・

パタヤに宿泊するのは、昨年のホンダ LPGA ツアー以来ですから ちょうど 一年前。　しかし 来るたびに
パタヤは 変わっていきますネ。　良い方に変われば良いんですが、渋滞・物価高・海岸通りの喧騒さ、
等々 益々 酷くなっている気がします。　そう、タイでパタヤでの観光客のトラブルが一番多いようだし。　

　
　　　　　＜パタヤの海岸通りも 土産物店ばかりで…＞

でも 日本人は　余り パタヤには泊まりませんネ。　パタヤ近辺を 散策しても ほとんど見かけません。　
かなりの人が出ているのに、韓国・中国・ロシア・インドの人達が目立って、ホント 今は泊まりませんネ。

　今年初め、アジア太平洋地域での主要ホテル予約サイト、アゴダ （Agoda.com） が 「ユーザーが選ぶ
ナイトライフが満喫できる都市トップテン」 で、パタヤが４位にランクインされていましたものねぇ～

旅行者に都市のナイトライフの充実度を １～５段階で評価してもらい、１が 「大変悪い」、５が 「大変
良い」 と評価させ、その結果の４位です。　因みに バンコクが１位となり、アラブ首長国連邦のドバイ、
フィリピンのボラカイ・カティークランが後に続きました。　プーケットが６位、５位は東京でした。

　
　　　　　　＜パタヤの夜は 治安が心配されます…＞

　さて、このパタヤの発展には、昨年 任期 （４年） 満了に伴うパタヤ市長選挙で再選したイティポン・
クンプルーム市長 （40） のファミリーを 語らずして進めません。　その選挙でも、２位の候補者に

10倍近い差を つけて圧勝しています。　実は このパタヤが位置するチョンブリ県は、彼の父親である　
ソムチャイ・クンプルーム氏 （75） が、東部最強の実力者と呼ばれた人で、同家の地盤なんですネ。

　
＜再選したイティポン市長…＞

クンプルーム家率いる東部の地方政党パランチョンは、中央政界でタクシン元首相派与党プアタイを
中心とする連立政権に参加し、現在 イティポン市長の兄のソンタヤー・クンプルーム氏 は、文化相を
務めており その奥さんも閣僚を 担った政治家ファミリーです。　

ソムチャイ氏は、小学校中退後 バスの車掌、船員などを 経て、東部チョンブリ県で建設・不動産・
運送・酒類販売などの事業を 展開して政治家になった叩き上げです。　が、イティポン市長はタイの
チュラロンコン大学法学部を 卒業後、米ゴールデンゲート大学で法学修士を 取得した超エリートです。

　
　＜久しぶりに姿を現したソムチャイ氏（右）でしたが…＞

　ここまでは、日タイでも よく ある話しです。　ところが、これからが 「タイならでは」 の
ストーリーとなっていきます。　その父親のソムチャイ氏が７年ぶりに 姿を 現したと思いきや、
逮捕されてしまいました。　　　長くなりますので明日に続きますネ ・・・　　



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