安倍晋三首相は昨日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為に、全国の小中高校と
特別支援学校に対し、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請。 日本は
大騒ぎ。でもタイでは、学校が休業するのはコロナウイルスだけが理由ではありません。
バンコク都庁は、大気汚染の悪化を受け、管轄する437校を 26日と27日 臨時休校させました。
タイ天然資源環境省によると、25日午後10時時点のバンコクの空気質指数(AQI)が、全ての
観測地点で「健康への悪影響が始まる」とされる100を超えた為としています。4カ所では
それを更に上回る200が出たといいます。 地方でも多くの悪化したエリアが出た模様。
そして、都内の鉄道や大型建築ビルの建設工事から出る粉塵を避けるため、26日から今日まで
作業を中止するよう事業社に要請もしています。また都内各所に自動車の排気ガスを検査する
検問所を設置するなどしています。 <バンコクのAQIを知るには ここをクック。>
<噴水車を使って散水作業する都のスタッフ>
そんな情況下ですから政府も民間会社も、あの手この手と、いろいろな防御策を講じています。
が、「これは」という施策が、なかなか ありません。ところが先週、今度はバンコク首都圏で
路線バスを運行するバンコク大量輸送公社(BMTA)が、大気汚染対策として、バスの屋根に
空気清浄機を設置する計画を明らかにしました。 すでに実証試験済みだそうです。
<効果があれば良いですが ・・・>
空気清浄機のファンで吸入した外気をフィルターで浄化し、99.5%の汚染物質を除去する、
という代物です。専門家から効果を疑問視する意見もあり、一笑されたりしています。計画を
支持する意見もあり、まずはやってみろ、という前向きな声も聞こえています。でも その前に、
“今も走っている老朽化して黒煙を吹き出すバスを何とかしろ” という批判も浴びています。
<バスを上から見ると ・・・>
そう言えば昨日の昼間、バンコク都内では久しぶりに大雨が降りました。 散水作業なんかより、
このスコールが一番の特効薬なんですけどネ。大雨の直後は、マスクなしでも街を散策できます。
バンコク都内は、この大気汚染とコロナウイルスにダブル攻撃されていますから、マスクが
どうしても足りません。26日には、マスクの需要増加に便乗して、品薄になっているマスクを
高額で販売した39の小売業者(ネット販売5者、対面販売34)が 摘発されていました。
摘発の容疑は、物品サービス法の違反で、有罪になれば14万バーツ以下の罰金か7年以下の
懲役、あるいはその双方が科されます。 日本でも こんな輩が出てきそうです ・・・
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