タイの玄関口といえばバンコクの二大空港であるスワンナプームとドンムアンです。
ですが、20年の利用者は計3,250万人(スワンナプーム約1,670万人、ドンムアン約1,580万人)と
大幅に落ち込みました。19年はそれぞれ約6,540万人、約4,130万人と1億670万人でしたからねぇ~
1億人以上の旅客というのは過去最高の記録でした。それが7,000万人以上減ったことになります。
タイ国だけでなく世界の国際空港が、コロナ禍でそうなっているので仕方ありませんけど ・・・
<スワンナプーム空港>
10年ほど前からドンムアン空港は国際線のLCC(格安)も乗り入れましたからスワンナプーム空港と
同等に近い利用客を確保してきました。更にコロナ禍で昨年来から国際便がほぼゼロになりましたから
スワンナプーム空港より国内線が使用するドンムアン空港の方が利用客数は多くなりつつありますネ。
二大空港を管理するタイ空港公社によると、今年のソンクラーン期間中(4月10日~15日)の
旅客数は、25万人以上になる見込みで、一日当たり平均42,000人が利用するとのことです。
ドンムアン空港を発着するフライトは一日当たり平均330便で、これはビフォーコロナの
<ドンムアン空港>
2019年のソンクラーン期間中と比較しても8割程度にまで回復しているといいます。暫らくは
国際線は使用されませんので、今年はドンムアン空港はスワンナプーム空港を追い抜くでしょう。
そのドンムアン空港、開港して100年以上も経っているんですヨ。 スワンナプーム空港の
開港は2006年ですから大先輩です。現存するアジアで最古の歴史ある空港と言われています。
<ロイヤル バンコク スポーツクラブ>
タイで最初の空港は1911年で、現在 バンコク都のど真ん中に位置する競馬場やゴルフ場がある、
BTSのラチャダムリ駅からも見えるロイヤル バンコク スポーツクラブ内の一角にありました。
当時の同クラブの敷地は、今よりも広大でサパトゥム飛行場という名称だったそうです。
<サパトゥム飛行場>
でも、同飛行場では短い滑走路が設けられただけの簡素な施設だったため、三年後に飛行場を
バンコク北部に移設することになり、1914年3月8日に今のドンムアン空港が誕生しました。
ドンムアン空港は開港して107年になるわけですが当初は、タイ空軍の専用空港としていました。
1924年、民間航空機の受け入れを開始しましたが、日本とタイの間で最初に定期便が就航したのは、
<当時の定期便のポスター>
その16年後の1940年6月でした。当時の日本航空が三菱式双発輸送機を使い、羽田~台北~
広州~バンコク(ドンムアン)というルートが開設されました。81年も前なんですねぇ~
ドンムアン空港はその後、、、 長くなりますので明日に続きます ・・・
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