タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイのオカマさんの地位は!

2007年08月23日 | タイのニューハーフ物語
タイは世界有数の“オカマさんの市民権が確立されている国”としても広く知られています。

男性の服装のままでも、あらゆる職場で普通の男女と同じように、自分も周りの人も偏見
無く働いています。ワタクシも今までにいろいろな職場のオカマさんと出会ったり、
見かけてきました。(それぞれの人とお話したわけではありませんが・・・)

コンビニ・レストランの店員、美容師、航空会社の客室乗務員、タクシー運転手・・・ついに?
先日は、念願のキャディさんと一緒にラウンドして来ました。残念ながら?ワタクシの
キャディでは無く一緒にプレイしたSさんのキャディさんでしたが、プレイ待ちの
時など雑談も出来ていろいろと勉強にも?なりました。

このPゴルフ場には、常時200人前後のキャディさんがおり、その内20名が男性、オカマさんが
4名在籍しているそうです。一緒だった彼女?はキャディになって間もないらしく、年齢は
22歳で、体は小柄ですが、大きめな顔にうっすらと薄化粧を施し、重い?ゴルフセットを
引きながら、それは、それは弱々しく、甲斐々しく、頑張っていました。

カミングアウトからあまり時間も経っていないようで、可笑しいのは返事が、“カァ~”
(女性言葉)だったり、“カップ”(男性言葉)だったり、まだ完全に、どちらにも成り
切れていませんでしたネ!
 
でもこうして、彼女達が職業に隔て無く働けるタイ国は本当に素晴らしい国だと思います。
この辺は日本も見習いたい所でしょう。

最近もこんなことがりました。

バンコクの大手ホテル、ノボテル・サイアムスクエアのクラブ「コンセプトCM2」で、「ホテルの
方針で男性性転換者(ニューハーフ)はお断りしている」として、Sさんの入店を拒んだところ、
ちょっとした社会問題となり、ホテル側は記者会見まで開き、Sさんに正式に謝罪した
というニュースが話題となりました。

Sさんも謝罪を受け入れるそうですが、この件でタイの同性愛者団体はノボテルのボイ
コットを呼びかける勢いでした。タイはニューハーフ、同性愛者の社会進出も非常に高く
Sさんも外国の有名化粧品メーカーのマネジャーだったことも事が大きくなったのでしょう。

タイは結構 富裕層や社会的地位の高い人にも男性性転換者も多く、このような人達が
彼女?らに働き易い環境を作り上げているのでしょう。日本は芸能人だけですものネ。

ある大学の学長は、男性(医学上)の性倒錯者による女子寮の利用や性倒錯者の敬称変更
などを認めることを発表したり、現在のタイの刑法では、強姦罪は男性の女性に対する行為に
限定されているのを、同性愛者やニューハーフが被害者となっても強姦罪を認めろ・・・

等々、性転換手術のレベルが高いだけでなく、益々オカマさん達の権利、主張が深く通る
国になって、世界をリードして行きそうな勢いです。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (みつ)
2007-10-02 17:40:20
そうですね、タイのこういうところはとても先進的で良いところだと思います。

他の記事もいろいろと詳しく書かれていてとても楽しかったです。
また遊びに来ますね。
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