今年で 日本国内ツアー三年目となる、タイ人女子プロ 、オナリン・サタヤパンポット選手28歳。
昨日からの続きです。
ジュニア時代は タイでナショナルチームに 三度選出されるなど活躍していましたが、 「小さい頃から
米国でプレーしたいと思っていた」 と いう夢を 叶えるべく18歳で渡米し、インディアナ州にある
パデュー大学に 進学し、2006年に アメリカでプロ転向を 果たしています。

<貫禄がついて来たサタヤパンポット選手…>
翌2007年には、下部ツアーのフューチャーズで初タイトルを 早々に獲得、夢舞台で順調な第一歩を
踏み出したかに見えました。 そんな時、タイにいるコーチから日本でのプレーを 勧められたんですネ。
「タイからも近いし、アメリカと比べてルーキーに対しても、資格次第で出られる試合が多いから」 と…
そして 日本ツアーでの参戦を 決意し、2010年のQT戦で29位となり、昨年の2011年で賞金ランキング
56位、もう少しの所でシード権を 逃がしています。 昨年のQT戦では27位となり、今があります。

<左胸のビア チャンのロゴが光ります…>
昨年から、江連忠コーチの指導を 受け、「米国ではコーチがいなかったし、今は良い環境。 日本人は
親切だし、安心感があります」 と、プレーだけでなく プライベートでも、日本に馴染んでいるようですヨ。
今は、ビア チャーンとテーラーメイドなど 大手のスポンサーが付いていますが、日本に参戦する前は
宮田スペース&クラフトという会社の支援を 受けていました。 同社社長 の宮田さんの妹さんは、日本
LPGA所属プロの宮田聖子さんです。 現在 宮田プロは、タイで日本人に ゴルフレッスンを しています。

<宮田兄妹に囲まれてのサタヤパンポット選手…>
日本ツアーに参戦するには、5年以上のプロ選手2人からの推薦と 保証人2人が必要なんですが、
サタヤパンポット選手が 日本へ参戦した当初は、宮田プロが その推薦などを 引き受けていましたネ。
日本で参戦しているタイ人女子プロが もう一人。 やはり 昨年のQT戦で14位に入ったポラニ・
チュティチャイ選手 26歳です。 スポンサーはシンハビアですが、今年の日本ツアー22試合に出場して
予選落ちが12試合で、賞金獲得も約245万円ですから ちょっと 厳しい状況ですねぇ~

<チュティチャイ選手は小柄だけど可愛いプロです…>
こんな話を 聞いたことがあります。
サタヤパンポット選手が まだスポンサーが付いていない頃、チュティチャイ選手は 日本に来る前から
スポンサーはシンハビアでしたから、食事もホテルで取っていましたが、サタヤパンポット選手は 当初
コンビニのお弁当でした。 スポンサーが付く、付かないの、悲哀を 十二分に 味わったようです。
今は ちょっと 逆になりそうな雰囲気ですネ。 しばらくは 二人を 見守りましょう。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます